2009年03月08日

「愛の渦」。

これまで何回か観に行ったことのある、ポツドールの再演「愛の渦」を観に行く。

先輩役者の幸太郎君にチケットを頼みましたが、今回は直前のトラブルも無く(前々回はなんと行く日にちを間違えてしまった!あの時はごめんなさい)、すんなり入れた。

場所も新宿と近かったのが良かったなぁ。

座布団が敷いてあったけど、パイプ椅子で2時間半はそろそろキツイお歳になってきたかお尻が…。

それとここは、いつも客入れで大音量のBGMをかけててこちらの観劇に対するヒットポイントを削ってくるんですが、今日思ったのは最初の大音量で肩の力が抜けると言うか、何にも考えない、考えられなくなるので、割りとすんなり芝居に入れる感覚があるんですが、やっぱりこれも狙いでしょうか。


芝居の方は、とあるマンションの一室で夜な夜な繰り広げられる、見知らぬ男女達の乱交パーティーの模様をじつにリアルに描いてて、その場にいるような臨場感でした。

ただ、リアルと言っても行為自体の表現がリアルなんじゃなくて(それもまあ、評判にはなりましたが)、そこでやり取りされる人々の有様がリアルで滑稽で楽しいです。

会話のやり取りが演技を感じさせない、一種ドキュメンタリーのようなタッチもポツドールの特徴ですが、今回は一晩のうちに色んなことが起きるので、少し展開や登場人物には作為的なものも感じられますが、まるで覗き見してるような危ない観劇感はやっぱりここならではです。(毎晩あんな密度の濃いやり取りがあったら、主催側も大変だろうなと思います)

朝日の差し込んだ終幕の祭りの後の白け具合が、なんとも印象に残りました。

よく徹マンなんかやってた頃の、あの朝の感覚を思い出します。

ああいう時って、朝のニュースやお天気お姉さんがやたらエロっぽく見えたなぁ。(今回の芝居はそれもちゃんと再現)


…しかし僕、最近思うのは、人間なのでスケベなのは自分でも分かってるんですが、なんだか歳とってまでそんな欲望に振り回されたくないなぁ、と近頃思ってしまいます。

こうやって人は老けてくんでしょうか…?


それとWBC、中国、韓国、共に撃破!
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2009年01月22日

「僕たちの町は一ヶ月後ダムに沈む」。

知り合いが多い3LDKプロデュース公演、「僕たちの町は一ヶ月後ダムに沈む」を仙川劇場に観に行く。

あらすじはとある村でダム反対運動の学校立て篭もりをやらかした中学生達が、大人になって同窓会を開くのだが…というものですが、もっと重くなった「僕らの七日間戦争」のその後みたいな感じです。(分かりづらい例えだ)

話は例の如くすったもんだがあって皆さん大変なんですが、おもしろかったです!

ただチケットを頼んだのが遅くて座席が前から二番目!

前席嫌いな私としては、登場人物が全員キレまくるなかなか高カロリーな展開に途中ハラハラしましたが、こちらも大人になったので(3LDKの面子は同世代)登場人物達のアダルトで時に重い悩みにも共感できました。


しかし舞台でやるこういう‘同窓会もの’には、必ずと言っていいほど東京で俳優をやってる(大抵が女優)役どころが出てくるんですが、大概うまくいっていない、夢をあきらめかけてるバヤイが多いんですな。

それでもってワタクシこれまで多くの舞台で同窓会もの、あるいはディスカッションもの(「12人の優しい日本人」などこのジャンルにも俳優が登場したりする)を観てきたのですが、その俳優やってる登場人物のシチュエーションで作者の現在の心理状況や芸能界に対する見方が分かったりするんですよ。

まあ、「12人の優しい日本人」のように完全に仕掛けの設定としての俳優役もありますが、作者の個人的見解が見え隠れする場合、夢をあきらめかけてて愚痴やら現実の厳しさを語るならまだ精神的にマシな方で、今回の舞台の(元)女優役さん、薬漬けのアルコール中毒赤信号と相当の重症。

多くを語らなかったところに東京で何があったんだと想像力が膨らみますが、イヤ〜…。


今年の同窓会の逢川君が

どうなってるのか楽しみなところですね。
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2008年11月29日

「歓喜の歌」。

「丹波屋物語」でお世話になったパン・プランニング公演「歓喜の歌 よろこびのうた」。を観に行く。

なんか最近、観劇が多いがそういうサイクルというか…。

年末に向けてまた知り合いの芝居ラッシュだが本当、金と時間が無い。

それでも僕の芝居を観に来てくれた方や、お世話になっている方、わざわざDMを郵送してくれる方(最近はメールだけの宣伝がやっぱり多いが、チラシをもらわないとやはり行く気はあまり起きない)のお芝居はなるべく行くようにしてるのだが、すべてというわけにはとてもいかない。(そして何故か土日が空いてないことが多い)

そして何より問題なのが、観劇に慣れすぎて刺激がだんだん無くなっていくことだ。


お芝居はどんなに安い小劇場でも、映画に比べればやっぱり高い。

特に昨今はその映画も高いと言われだしてたりする。(ビックリなのは洋画離れが進んでいるらしい)

つまり食事に例えると、たまの外食のようなものなのだ。

そりゃおいしくいただきたいというもの。


さて、今回の「歓喜の歌」。

とても楽しく観させていただきました。

ショートショート・コメディの今回、特に笑いは反応が鈍くなっていくものなんですが(結果どんどん刺激の強いものや、シュール、マニアックに傾倒していく)、今回は笑わせていただきました。

実は劇場に行くまで忘れていましたが、この作品の丹波屋のパートを膨らませて、是枝さんは「丹波屋物語」を書き下ろしました。

ちなみに3幕の場面だったんですが、これは複雑な心境になるかな、と思いましたがお客さんとして素直に笑えました。

偶然居合わせた大門オヤッさんも仰ってましたが、やっぱり本が良いと。

演技のタッチも僕らの時とはまた違って参考になりました。

でもやっぱり是枝さんの役者名義、キモサベさん出ているゲイの息子の恋人と家族の話は、一番おもしろくて印象に残って主催ズルい。なんて。

終演後は久しぶりの面子で飲んでこれまた時間を忘れました。(大門さん、いつもありがとうございます!)


ところでダスティン・ホフマン。ジョン・マルコビッチ主演で高校の時見た洋画「セールスマンの死」。

感動してその後、演劇学校時代に舞台で観て泣いて、いつかやろうと思ってたこの作品を、最近何かの答えを求めるかのように貪り読んだが、その激鬱な内容に凹む。

今や不況のこの時代だからこそ、その普遍的なテーマが心に響くもんだが、昔の俺はやっぱり病んでたのかな。

でも鬱で暗い芝居も結構好き。

主人公が破滅する話は観ててもやっててもスリリングだ。(マゾ)
posted by たいき at 02:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 演劇

2008年11月26日

「黄金の猿 …猿モ オダテリャ 木ニ 登る」。

はっちゃけアマゾネス劇団、劇団桟敷童子の「黄金の猿」をベニサン・ピットに観に行く。

なんとベニサン・ピット最終公演…!

毎回、3000円前後のチケット代にもかかわらず、サービス過剰にハッチャケたセットと効果でこちらを満足させてくれる同劇団だが、今回もヤグラのような巨大セットに雨、というか噴水やら最後の圧巻な仕込みなどで、まるでねぶたやだんじりなどの日本三大祭のような大騒ぎ。

もちろん、これらは無くても全然芝居は成立してるのだが、これがこの劇団の凄いというか、ハッチャケてるところ。

お客さんも分かっていて、その様は一つの笑いとして昇華されてたりする。

今回も前説のキャストが一通り説明をして一礼、顔を上げた次の瞬間、デス声一発、照明チェンジで幕開きとアングラの様式美が一つのツカミになってたりする。

実は初めて観たとき、この幕開きデス声に他のお客さんは決して笑ってなかったが、俺は腹の中で大笑いした。

ともかくドロ臭くド根性で押し捲る芝居内容に、最初は失笑に近い感触がありながらもいつしかそのパワーに感動していくという…。

舞台をかじってる身としては、こんなことをやるのがどれだけ大変か分かっているからそこにも脱帽してしまう。

ハッチャケといいながら役者は訓練されていて、まず舞台上で余計な音が出ない。

これだけ大量のキャストが出て殺陣などやると、ドタバタして場面の焦点がブレたりするが、それも無い。

演技も勢いだけの大騒ぎじゃなく抑制がある。

まあ、最近こんなブログで芝居や映画にあれこれ言うのも無粋だと思いだしたので、感想はこれぐらいにしますが、盟友もりちえの狂演もハッチャケてたので満足でした。


しかし、久しぶりに行ったスタジオ時代のホームグラウンド森下ベニサン・ピット、地下鉄の出口が増えてて近道をしたつもりが迷子に…時間とは残酷だ…。

通ってた当時の気持ちを忘れずに…。

行き着け…と言っても当時はあまり飲む習慣が無かったのでたまにだったが、よく行ったお店のマスターが劇場に来てて、なんと憶えていてくれた。

これは嬉しかった。

ひとしきり昔話。

スタジオは8年前に飛び出したが、記憶が甦ればついこの間のよう。

誘われるも今夜はこれからバイトなので飲めなかったが、いつかまた絶対行きたい。

月曜のV−NET公演といい、今週は刺激されるなぁ。(増岡君、そしてV−NET制作陣、そしてそしてもりちえ、直前のチケット予約、変更ありがとうございました!)

せめて自分のやれる努力をしていこう。


そして、ベニサン・ピット様、お疲れ様でした!

最後に相応しい‘祭り’、でした!
posted by たいき at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年11月24日

「回天 真・二天一流 第一部」。

V−NET公演、「回天 真・二天一流 第一部」を観に行く。

再演ものだが、初演の時に実は出てました。

いや懐かしい。

思い出しながら観させていただきました。

俺達がやった時より、パッケージング、殺陣、笑いなど若者向けになってる感じ。

幕末のIFを描いたこの作品、五部作構想だったが最後までやるのかな。

しかしやっぱり一度やった舞台、劇場に向かう時はアラスジ含め何一つ覚えてませんでしたが、観ながら思い出が甦りました。

自分のやった役も、今だったらこうするなぁとかとか。

今思い出したんが、IFの話だから時代考証をすっ飛ばして、役作りでツルツル坊主にしようと思ってたのに、次に決まってた舞台かなんかのためにやらなかったんだよなぁ。

やっちまえば良かったかな。

他にやった舞台でも、たまに後からああすれば良かったかなぁと突然、思い出すこともあるけど、最近都合良く物忘れするスキルが身についたので別段、後悔とかなかったりする。
posted by たいき at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年11月12日

「memory!」。

知らぬ間にページの壁紙が変わってるなー。

管理人、前の方が好きだったが…。

でもこの青バックの方が読みやすいかな。


さて、前に共演してこの前久しぶりに逢った明石君の出てる劇団B→topsの「memory!」だ。

ハッチャケ系のドタバタコメディが、自分の昔を思い出されて精神的になかなかの鈍痛を伴う観劇となった。

いやー、皆さん濃くて頑張ってました。


最近思うに、‘パッケージング’って大事だなと。

今回もセットから衣装から演出諸々と、チケット代が安いにも関わらず見栄えがするんですな。

貧乏長屋の話ですが、手作りでも貧乏臭い舞台に見えない。

ひょっとしたら客席数考えると赤字(まあ、俳優は持ち出しでしょう)かもしれませんが、こういう精神はとても大事です。

もちろん、芝居は中身が一番大事ですが、その中身を綺麗に包装してお金を払った方に提供するって、イメージの商売だから(自分がやる時も)もっと考えるべきだよなと観てて思いました。

なんせ人間は、視覚から一番情報を取得しますからな。

今、その際たる劇団は毎回前売り2000円台で、大セットにハチャメチャやる今月本番を控えてる、劇団桟敷童子だと思います。

こちらも行けたら行きたいので楽しみです。

そして明石君お疲れ様!

僕の反応が鈍かったのは、寒い日なのに(急に冷え込んだ)小屋の空調が寒かったからだと思います。(まあ、舞台上は暑いんでしょうが)
posted by たいき at 15:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇

2008年11月04日

「山の巨人たち」。

機会あって久しぶりに観劇。

新国立劇場でイタリアノーベル賞作家の未完の遺作を、平幹ニ郎さん、麻実れいさん主演でフランス人演出家の演出。

描かれなかった台本のラストをどうするのか? というのが一つの見所だったらしいが、結局テロップを流してちょっと演出で誤魔化してスルー。

キャスト陣は見応えがあったが、‘大人のメルヘン’というにもかなりシュール。

ダークファンタジーのような雰囲気は良かったのですが…もうこういった作品から人生の真理や真実を見出す、といった作業はなかなか…前衛的な演出はその国の文化や風俗で解釈も変わりますし…。


なんというか、こういう芝居を観ると、演劇という神にお布施を納めた気分になります。
posted by たいき at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年10月11日

「Romeo+Juliet+Juliet」。

Pal´s sharer公演、「Romeo+Juliet+Juliet」を観に行く。

そこで盟友イトケンに逢って飲み。

終電逃してヘベレケ。

ので諸々は後日…。

…久しぶりに逢ったイトケンは…濃かった…。
posted by たいき at 02:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇

2008年09月27日

「ジョバンニの父への旅」(ネタバレ)。

先輩でもある荒川大三郎さん出演の劇団青年座公演、「ジョバンニの父への旅」を観に行く。

次世代の演劇人育成公演ということで、文化庁の支援事業でもあります。

チラシにもハッキリと、若手に育成対象者と明記してありました。

なんかこれまでほとんど持ち出し(自腹)で頑張ってきた僕からすると、色々言いたいこともでてきますが、ここは抑えて良いお芝居だったので感想を。

原作はご存知、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」です。


23年ぶりに町に戻ってきたジョバンニ。

カンパネルラと銀河鉄道に乗り、別れたあの晩、ジョバンニは母親にミルクを届けず町を出たのだった。

北に猟に行っていたと思われていた父親は、実は23年前の星祭りの日に町におり、息子を虐めるザネリを池に突き落としたとして投獄されていた。

そして23年後のジョバンニの帰ってきた日、今度はザネリの子供が自分を虐めていた友達を川に突き落とす。

それを見てしまったザネリは、自分がやったと自首するが…父とザネリの無実を証明しようとしたジョバンニに、町は23年前にザネリを川に突き落とした嫌疑をかける。

父親は24年前に死んでいたという母親、物語が二転三転するなか、23年ぶりに銀河鉄道は町に降り立ち、ジョバンニはカンパネルラと再会し、父の声を聞くのだった…。


こう書くとなんともありそうな続編だが、脚本は日本屈指の不条理演劇作家、別役実さま。

お得意の認識論で、サスペンス調の物語を解体し、普通に犯人探しをしてしまった一見のお客さんを煙に巻く。

10回以上の別役作品の観劇、または台本の既読を経てなおかつ宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読んでなければ置いてきぼり必須。

別役実さまのサスペンス調不条理ものの一つの鍵は、‘それはそれかもしれないし、あるいはそれで無いかもしれない’という認識論。

この言葉は劇中でも大体、役の誰かがセリフで言うのだが、‘それ’のところを犯人に変換すると、あまり謎解きは意味を成さないんだということが分かる。

…というのはまったくの私見だが、なんせ初めて観た別役作品の時が高校生で、あまりにワケ分からない内容だったので、基本的にこの人の作品に触れる時は難しく考えないようにしています。

初めて観に行った時は母親と一緒で、永井一郎さんが出てて「卵の中の白雪姫」だったか…ともかく演出なのか敢えてキャストの皆さんセリフ棒読み。

卵の中にいるはずの白雪姫がひょっこり途中から出てきちゃって、んじゃ卵の中にいるのは誰?みたいな展開で???の連続。

しかも全然ドラマチックじゃないから、刺激的なアングラ劇で芝居の面白さに惹かれた高校生の男の子には、退屈だし眠い眠い、ひたすら眠い。


しかし!

ちゃんと生きた演技と演出でやれば例え難解でも伝わるんです!

今回なんかも犯人探しなんかしてちゃダメですよ。

ともかくジョバンニはカンパネルラにも父親にも超久しぶりに逢えたし、良いじゃないですか、それで!ってな感じですよ。


なーんて。

もっと個人的には初めて「銀河鉄道の夜」に触れたのは、だいたい23年くらい前の小学生。

ますむらひろしさん作の漫画版が初めてでした。

漫画で泣いたのは初めてではなかったでしょうか。

後年、やはりますむらひろしさん原画でアニメ映画にもなりました。

こちらも音楽に細野晴臣さんを起用した名作でした。

だからお芝居を観ながら、ジョバンニと一緒に23年前に戻っていく感じでした。

ああ、そういえば姉ちゃんに、トマトのスープ作ってもらってたなぁとか。

とか…。


荒川さんと共演した「俺たちは志士じゃない」の時の共演者、明石君と芝居の時以来ぶりに再会。

打ち上げの時に迷惑をかけたのが心にずっとあったが、気にしてなかったみたいだ。

月日の経過を感じるが、元気にやってる姿を見るとこっちも力が湧いてくる。
posted by たいき at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年09月15日

「夜の空を翔ける」。

後輩の出てる東京演劇アンサンブルの、「夜の空を翔ける」を観に行く。

物語は「星の王子様」の作者、サン・テグジュベリのエピソードを軸に、結構アンチ・ドラマな展開で、時に討論劇のような様相を呈していく。

80年代の作品だが、故広渡常敏の遺言のような作品で、‘星の王子様’も出てきて非常に淡々と進行していく。


肝心のサン・テグジュベリさんの生涯はなかなか興味深い。

貴族に生まれ、作家として大成功するも一介の飛行機乗りとして大空に消えていったのは、男として純粋にロマンを感じます。


芝居の方は、手法はともかく随所に感じ入るものが多かったです。

この世には様々な思想や意見があります。

少数派も多数派も組織されていくと、理想から離れていってしまう場合が多々あります。

奔放なテグジュベリさんを通して、本当の自由ってなんだろねって芝居だったと思います。
posted by たいき at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年05月07日

「らふ 嗤う裸の女」。

2月に共演した桐朋の後輩、小瀧万梨子ちゃんが出演したお芝居を観に行く、というか観に行った。

これも先週の話です。

演劇企画集団ロンドンパンダの「らふ」。

別に前記「スパイダーウィックの謎」の打ち消し線内のコメントが該当するわけじゃないです。(^^)

あるホテルの一室で展開される男女のそれぞれ。

やがてそこに犯罪被害者と、加害者の肉親同士という関係が浮上して…という内容だが、やっぱりおじさんとしては

その先が見たかったかなと。


心の中の大樹少年も叫んでいたよ。

全体像をぼかす手法はいいんだけど、好みではない、と言っておきましょう。

パッケージングされまいという気概が伝わってくる作品で、今後が楽しみですね。
posted by たいき at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年04月27日

誕生日。

本日4月26日で満33歳。


30も半ばに入ってきました!あせあせ(飛び散る汗)

最近、なんだかのんびり屋になってます。

また走り出す時も来るだろうと勝手に決めて、どかっと自分の人生に胡座をかく。

それにしても健康的な毎日を送り出すようになって、すっかり夜が弱くなった。

もうブログの更新もうっちゃいたいくらいですよ。

しかしワード検索でここに飛んでこれるように(やっと)なったので、未知のお客さんもチラホラと出てきてる感じ。

アクセスのカウントも少し増えてるんだよなぁ。

今日は長野の聖火リレーで、色んなこと起きてるし。

書きたいことは結構あるのにまとまった時間と体力が…。


さて、長野はうっちゃって、今日は招待券をもらったので、母親と栗山民也演出のわらび座(新宮元気か?)ミュージカル、「火の鳥」を観に行く。

鳳凰編を、原作に忠実に舞台化してた。

大昔、「東京原子核クラブ」で共演した本間さんが我王を導く良弁上人役で出演していたので、終演後にご挨拶。

内容は迫力のある舞台で、数々のハイライトシーンも見応えがあった。

我王が速魚を殺してしまう場面や、世の矛盾と無常に怒り、初めて鬼の魔除けを彫るシーンなんか、原作を思い出して熱くなった。


ただ、月並みだが、やっぱり原作が神過ぎる。

これは俺が昔出演した「火の鳥」もそうだと思うけど…。

そしてあの時共演した、手塚治虫さんの娘さんも会場にいなさりました。

…いや、声はかけませんでした。

だってあの舞台、1ステ13000人動員する埼玉アリーナで、

役で全裸になりましたから。

恥ずかしくて…。

後、火の鳥の描写が…もうちょっと舞台的なギミックを観てみたかったです。

…ってお金払って観てるのならまだしも、招待のタダ見の時の方がダメを出してるとはどういうブログか。


しかし我王の役って難しいよなぁ。

原作のキャラがキョーレツ過ぎて。

ミュージカルでなければ(←本人は心外かもしれないが)古田新太さんの我王なんか観てみたいな。


それと母親が言うには昔、西武線にたまたま乗っていたところ、隣に手塚治虫先生がドカッと座って俺をビックリさせたらしい。(なんせ昔は大層おとなしかった…)

小学校に上がるまで家で読める漫画が少なく、6歳から小学校低学年の間、「火の鳥」と「ブッダ」、何故か母親の趣味で「地球へ」、そしてこっそり隠れて読んだ

「ガロ」がバイブルだった…。


こんな教育に良くない漫画誌を、子供の手の届くところに置く親もどうかと思うが今でも憶えているのが、真冬の雪の日にザマス系の着物金持ち婦人を

強姦するタクシー運ちゃんの話


と、貨物船だかタンカーが沈没、辛うじて助かった船員達が救命ボート内で

クジ引きで共食いし合い、


結局、運良く通りすがった助けの船にも死体を見られて気味悪がられスルーされてしまうという、昔の劇画ならではの

PTSDっぷり。


その影響か、丸尾末広や根本敬とかの有害白書が今だ本棚に…。

これもう処分するか、どっかに封印しないとなぁ…。


ともかくあのA4サイズのコミックで、

「火の鳥」と「ブッダ」は

何回も読みました。



その影響たるや計り知れないと思われます。

そう言や今思うと俺、ちょっと鬱っぽいガキだった気がするわ…。
posted by たいき at 01:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 演劇

2008年04月17日

「顔よ」。(ネタバレ)

先輩の幸太郎君が出てるので、ポツドール公演「顔よ」を観に行く。

千秋楽のステージですごく混んでた。

客入れ音が凄くでかい。(前もそうだったかな?)

補助席たくさんで立ち見、通路も埋まっててこんな状態の本多劇場で芝居観るの初めて。

さすが人気劇団。

15分押しで公演スタート。


さて内容は「顔」の美醜について4組ほどのカップルの話が、向かい合わせの建物1階、2階でほぼ同時進行に行われる。

前から2列目の席で見たので視線があっちこっち飛んだり、2階での芝居がよく見えなかったりと少し疲れた(舞台は後列で観たい…)が、おもしろかったです。

2時間半の上演時間も短かったし。(←最近長いの観過ぎて麻痺してるかな…)

まあ、相変わらず過激な性描写は

変態の大行進


だったりするわけですが(セックスにこだわる青年団と言ってた人がいましたが笑った)今回、と言うかかのセミドキュメント(舞台上で嘘禁止)を標榜していた頃のポツドールは観ていないのですが、結構フィクション色が強いなぁと思ったら、なんと

妄想オチ。


これでなんか強引なプロットも納得。(脚本演出の質はとても高いですが)

粘着質でドロドロのネトーな世界観が売りなところありますが、今回はそこら辺、軽く観れた。

なによりなんだかんだ、登場人物が結果はどうあれ本音の真情でぶつかり合うので、内実は割かし健全だったりする。

と言うか、正直観てて若いなぁーくらい思ってしまった。

色んなコンプレックスや欲望があると思いますが、こんだけ人間が腹割って話せたら今後の関係も良くも悪くも(例え終わっても)楽だろうし、何より未来への関係作りってものが建設的になりそうじゃないですか。

ライブで体験してる人は辛いかもしれませんが、間違ってません。

妙な破滅思考が無くて微笑ましいです。

これはこれでオッサン化してる自分が悲しかったりするんですが…。


最後のシーン、場面が芝居の冒頭のシーンに戻ると、ヒロインの美塾女がちょっと顔を背けたくなるくらいの醜い女にすり代わってるのですが、ようはこんなブスだったら上演中に起きたドラマも起きないし、皆見て見ぬふりして黙殺しちゃうでしょ?って言われてるみたいで、ああ、つくづく男も女も

顔よぉ



って思っちゃいました。


幸太郎君、チケット取ってくれてありがとう!
posted by たいき at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年04月11日

「愚か者達へのレクイエム」。

前にも書きましたが最近、柚子こしょうにハマッてます。

和食ならほとんど何にでもつけちゃうんですが、ホントに何にでも合う感じでやめられません。

僕の傾向としては、一度ハマるとそればっかりになっちゃうんですが、さてこのマイ・ブーム、いつまで続くかな。


去年、「丹波屋物語」でお世話になった、パン・プランニングの舞台「愚か者達へのレクイエム」を観に行く。

今回もダブルキャストで、知り合いも星、月組と真っ二つに割れている…。

中年サラリーマンの不倫を題材に、ちょうど人生の折り返し地点に来た親父達の悲喜こもごもな人生を、コメディミュージカルに描いたこの作品、なかなか軽快でした。

こういった題材は軽いタッチの手法の方が圧倒的に観やすいですね。

終盤は結構、のっぴきならない状況になりますが、横山秀夫風に言うと、心に余計な‘G’はかからずサラリと終了。


しかしまだ32歳の僕ですが、この舞台の主人公の年齢の45歳の時なんて、どーなってるんだろーなーって、考えちゃいますね。

役者とかやってるんでしょうかね。

この芝居の主人公くらい元気かな。

うーん、役者はなんだかんだやってそうだなぁ。

20代の頃、30歳になったらどうなるんだろうなぁと思ったものですが、周りの人はどうだか分かりませんが、僕はかなり色々と変化がありました。

だからひょっとしたら、逆に40代になった時の方が変化が少ないかもしれません。

…って、そんなこともないか。

舞台の登場人物の誰かが、「人生は短い、だから好きなことをやろう」と言ってましたが、概ね賛成です。


ともかくパン・プランニングの皆様、楽日までどうか頑張ってください。

そして山本順子様、いつもいつもお世話になりっぱなしでスイマセン。

この借りは必ずやお返ししますです。
posted by たいき at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年04月05日

「三人姉妹」。

「コシ」で共演した倉田秀人さんにお知らせをもらって、夜想会の「三人姉妹」を紀伊国屋ホールに観に行く。

実は「タンゴ・ロマンティック」でお世話になった天狼組からも小川潤さん、内田悠子ちゃんと出てたのですが、もう芝居に出る、あるいは観に行くと必ず知り合いが被ったりするので、劇場は逢川にとって出逢いの場ですよ。

自分が出てなくても。

客席でも「コシ」で共演した麻乃佳世がお隣でしたし。

まあまあ皆さん、お元気そうで。


そして「三人姉妹」なんですが、もうジャスト!教科書ですね。

舞台も蜷川さん演出含め何本か観てますし、演劇学校の時代はテキストでしたし…ロシアの雄、作者チェーホフさんは20世紀を代表する演劇人でしょう。

最近の国内の舞台を観ても、その人間の本質に迫ろうとするベースには、チェーホフがあると思います。

ま、ようは人間ってのはいつの時代も不完全な…というか率直に

どうしょうもない、


といったことを描いてるわけですが、学生の頃は僕も甘ったれてたんでしょうね。

こういった芝居の説く理想と現実のギャップに、「ああ、人間ってやつはしょうがないけど愛おしい…」と人間のことを理解したつもりで一人悦に入ってましたが、今観ると

もうちょっとシャンとしろよ

話ばっかしてないでぇ



などとつい思ってしまいます。(哲学なんかを議論するのはロシア人の特性?寒くて家に閉じこもるから会話が増える?)

いや、演劇、特にストレートプレイ(対話)なんかは

それを言っちゃおしまい

なとこもあるんですが…。

なんだか昨日のブログでは、「ダイ・ハード」のことを随分皮肉たっぷりに書いちゃいましたが、こうも芝居の登場人物達の言ってる理想と自分達の現実のギャップ(ここ、実は本当の意味でこの芝居の笑いどころ)がズレてると、


百の言葉より一の暴力、力こそ正義であり全てなんだ

すごいや、マクレーン刑事は間違ってなかったんだ



と、つい短気を起こしちゃいます。


いけませんね、

これでも演劇人の端くれなのに。



対話って大事です。


チェーホフの作品は偉大で、21世紀になった今でもそのテーマは普遍性に溢れています。

実は人間はチェーホフの時代から大して進歩してないんだと思うと、これは悲しいことでもあるかもしれませんね。

現在、日本ではチェーホフさんが目指していたようなことを追求している舞台表現者や映像表現者は、本人達が意識してるかどうかは分からないですが結構多いと思います。

その根底にはいつも、「人間とは…?」という問いがあるのだと思います。

おお、なんかまとまった。
posted by たいき at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年03月30日

「日本の気象」。

桐朋の後輩にお知らせをもらったので、東京演劇アンサンブル(以下TEE)の「日本の気象」を実に15年以上ぶりに‘ブレヒトの芝居小屋’に観に行く。

ここで上演された同TEE公演「幻燈辻馬車」は、高校生の頃観に行きまして、生涯で芝居を観出した初期5本以内に入ります。

とても懐かしくて、当時の主演キャストがベテラン枠の脇役に納まっているのも感慨深かったです。(髪にも白いものが混じって…人のこと言えませんが…)


そして今回、上演時間はなんと4時間!!

一昨日の「バンテージ・ポイント」と対極ですね。

どうも風邪気味でぼーっとしてて、それが良かったのか長さは感じませんでしたね。

前に自分にはMっ気があるとか、このブログでも書きましたが、もともと我慢強いところがあるんですね。

それとやっぱりお話が好きなんだと思います。

だから結構、自分で言うのもなんですが、性質の良いお客さんだと思います。

それで今回、一つ気づいたのは、やっぱりTEEのお客さんって年配の方が多いからか、落ち着いてて静かで、性質の良いお客さんなんですね。

非常にマナーが良い。

これまでも散々ブログに書いてきましたが、公演の質って、お客さんでも判断できちゃうんですよね。

だから新劇(これも死語ですが、もともと小劇場は新劇だったという意見には少し違和感がある)の方々が、観客を育てなきゃいけないというのも一理あるなぁ、と思ってしまう次第。


さて、物語の方は桐朋同期の妹さん(姉妹で桐朋)もヒロインで大活躍していました、戦後日本の気象学者達のお話です。

なんとなく昔上演した、「東京原子核クラブ」を思い出す内容で、僕の好きな漫画「栄光無き天才達」を思い出します。(ここら辺、コミックとかガンダムとかが実は密かに俺の新劇に触れる上での土壌になっているのがなんとも…しかしそれだけそれらの作品が日本の戦中、戦後を色濃く反映してたのだと思う)

埋もれていった天才と、戦後日本の歪みを描いていました。

手法的には素人目で本当に漠然となんですが、小津映画を彷彿としました。

それくらい淡々としてた方が、逆に4時間の長丁場を乗り切れるもんです。


知らなかったのですが、演出の広渡常敏さんは06年に亡くなられていたんですね。

遅まきながらご冥福をお祈りします。

それとブレヒトの芝居小屋も来年移転するそうで、観に来れて良かったな。

桐朋時代に共演した後輩もすっかり大人びてて、時の流れを感じました。

本当に時間が経つのは速い…。
posted by たいき at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年03月27日

「葦ノ籠〜アシノカゴ〜」。

先輩の伊藤新君に知らせをもらって、黒色綺譚カナリア派の舞台、「葦ノ籠」を観に行く。

主催の赤澤ムックちゃんは桐朋の後輩でした。

そう言えば、2月の「見よ、飛行機の高く飛べるを」の時も越光先生との間で話題に出てたなぁ。

なんか、伏線だなぁ。

終演後、これまた後輩の蓉崇君と一緒に客出しのキャストを待ってたら、話す機会があったので知り合う。

向こうは俺のこと知ってた。

滅多にしない名刺交換などする。

この舞台、結構知り合いが関わってたり観にきてたりでアット・ホームだったなぁ。

言ってみると、先輩アングラ劇団ダミアンの、可愛い妹…って感じ…となると妹さん、随分人気者だな。(ちなみに今回、裏方はかなりダミアン面子で固められてます)


楽日の一番混むステージに行ってしまった。

急な連絡に対応してくれて、新君ありがとうです。

内容はまったく個人的な感覚で言うと、レトロ調エモーショナル系アングラ劇(?)

言ってることよく分かりませんが、決して刺々しさや禍々しさは強調されず、アングラ定番の白塗り河原乞食…なんてキャラクターも普通に健気に生きてて、市民権を得てる感じ。

なんだかまだ30代の俺ですらも妙な感覚に囚われた。

昔、蜷川さんが流行や風俗なんてのはある周期で一巡すると言っていたが、大雑把に言うと、それに近い感覚を体験しました。

だけど昔から使われている容器でも、中身のキャストが若者達なら今の感覚が反映されるもので、エモーショナル(音楽を表すのによく使われますが、感情的な感じ)と言ったのもそんな所縁です。

実際はBGMはデスメタルばっかりかかったりして、結構ハードなのですが、青山円形劇場(丸型で劇場の中では特殊です)の真ん中で蠢く、闇の眷属達の揺らぎはどこかソフトで、それすらもコスプレのように見える次第。

マッタリと観賞。

おもしろかったです。


日曜に観に行って、この日少し風邪気味だったのが(だからマッタリしてたのかも)、今週は大爆発。

久しぶりにひいた風邪が、ひょっとして花粉症なのではないかとドキドキです。
posted by たいき at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年03月12日

日記。

やっと確定申告を終わらす。

先週は旅行から帰ってきて、バイト先の先輩の芝居を観に行く。


enji企画の「オール・ヌード」。


上演時間1時間25分と、ここ数年観た芝居の中じゃ最速で幕を閉じる舞台だった。

劇場は下北沢OFF・OFFシアターだったのだが、最近思うのはどうも自分は閉所恐怖症(母親がそう)の気があるのか、狭い劇場の観劇が苦手だということだ。

特にタッパ(天井)が低くて動員が多いと、圧迫感を感じて息苦しい。

これで芝居は、ちょっとした小劇場でも結構(チケット代が)かかるからなぁ・・・。

春はまた知り合いの芝居が目白押し。

軍資金を貯めとかないと・・・。


それと、元レピッシュの上田現さんがお亡くなりになったニュースを見て、驚いちゃいました。

47歳とまだ若いのに・・・。

肺癌だったそうで、やっぱタバコ、止めるだよなぁ。

タスポとか煩わしいし・・・。

上田現さんは元ちとせちゃんなんかをプロデュースしまして、「ワダツミの木」は本人も歌ったバージョンがありまして、去年やった事務所の発表会でも使ったりして、アイポッドにも入れてたお気に入りだったのだが・・・。

ご冥福をお祈りします。
posted by たいき at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2008年02月24日

「消える魔球」。

いや〜前回ブログに友人のやまと氏から、レアな書き込みがありました。

・・・というか、今やこのブログへの書き込み自体、レアだったりするのですが・・・。

でも、やるのさ!!

俺は一時、井保君のみがこのページに来てた時(よってカウンターは毎日1!)だって、 ブログを維持した(しかし更新は半年ストップ)んだ、やまとのブログには負けないよ!(笑)

しかしハリウッド版「AKIRA」の話題ですが、JOJO奇妙風に言うと、


やっ やったッ!!

さすがハリウッド!

おれたちにできない事を

平然とやってのけるッ!

そこにシビれる!

あこがれるゥ!



てな具合ですな。


実は「JOJOの奇妙な冒険」こそ、ハリウッド映画化にうってつけな漫画はない、と思っているのですが・・・。

もちろん超絶なシーンの映像化も理由ですが、あの数々の名ゼリフはあまりにも決まり過ぎてて、かえって英語の方が日本語より体に入ってくるかもしれませんよ。

まあ、ファンから言わせればそれも蹂躙かもしれませんが・・・。

しかし、マーベラスコミックでは一人のキャラクターを複数の作家がアレンジしてシリーズを保ったりしてるのに、JOJOは荒木先生一人で20年紡いでいる大河漫画。

すごいな・・・。



さて、前述したこのブログに誰一人として来なかった時期に、一人カウンターを回してくれた、井保君主催の演劇ユニット、ラビット番長公演


「消える魔球」


を観てきました。


さすが温めていた企画だけあって、作品のまとまりはこれまででピカイチだったと個人的に思います!

古巣アルマットからの客演陣などでキャストにも厚みが・・・


って帰りに起こった悲劇(またも駐禁)

のため、書くことを

忘れてしまいました!



ムガァァァアアアッッッ!!

ガッッッデェェエエィィィッッムウウゥゥゥ!!!
posted by たいき at 02:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇

2008年02月19日

「幕末義侠伝 〜CHUJI〜」。

poster.jpg「丹波屋物語」でもお世話になりました、大門正明さんが出演している舞台、「幕末義侠伝 〜CHUJI〜」を観に行きました!


三田村邦彦さん主演の国定忠治もので、なんと蜷川幸雄さんの舞台でもお世話になった、大門伍郎も出演していて嬉しい再会となりました!


・・・国定忠治と言えば、過去にやった(あれからもう3年が経とうとしてます)「清水の次郎長外伝〜恋女房お蝶の奮闘記〜」を思い出します。

ゴッドファーザー次郎長は個性的な子分も多いし、ヤクザな話でもどこか大らかなのに対し、国定忠治はどこか悲劇的な香り漂うアウトロー、ハードボイルドな感を受けます。

んが、お芝居の方はどっこい、こちらも大門正明さん演じる巌鉄はじめ、個性豊かな子分達と、大門伍郎さん演じるおババがとても魅力的でした。

芝居は赤城山の捕縛からスタート。

開始早々、忠治は処刑されます。

んが、腐っていた子分達の前に、親分忠治に瓜二つの百姓が現れて・・・。

実はこの百姓も、水戸天狗党なる革命グループの残党だったということで、ヤクザ者達が義賊となり、やがて幕府と闘争していくような様相を呈す、まさに「次郎長外伝」と同じく歴史のIFものですね。


ただ、そこはやっぱり国定忠治ものということで、悲劇的な結末が待っております。

客席も涙に濡れていました。

ただ、個人的には赤城山の名文句を、最後の決戦、あるいはラストのどこかでもう一度言ってほしかったなぁと思いました。

忠治に化けるためにあんなに練習してたから、てっきり決め台詞で出てくるかと思ったら、意外に幕切れはあっさりでした。

とてもおもしろい芝居で、特にダブル大門さん、本当にとても良かったです!


posted by たいき at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇