2010年11月21日

「ザ・ウォーカー」。

前にブログで書いた、ヴィゴ・モーテンセン主演の「ザ・ロード」と根っこは同じなのかもしれないが、ある意味対極にある映画。

「ザ・ロード」は恐ろしいリアリズムだが、「ザ・ウォーカー」は完全なファンタジー。

この映画にハリウッドの一流の俳優がキャスティングされるんだから、凄い。

絶望的な世界大戦の後の荒廃した世界で、ひたすら西に向かってある本を運ぶ男と、その本を人心掌握に利用しようとする男の対決と世界の再生の物語。

日本人から見たらちょっとワンダーだが、世界が荒廃してしまった原因が、主人公の運んでいる本に纏わるかもしれないのは納得。

なんせ日本にもアニメだけど、啓蒙的な内容の映画を作っている団体さんがいて…


主人公がipodを大事にしてたり、人肉食いで(おそらくBSE)手が震えてる人間とか、「ザ・ロード」には無かったおもしろい描写も結構ある。

「ザ・ロード」の時に書いたが、こっちの方が「北斗の拳」に近い世界観だ。
posted by たいき at 04:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」。

これも来春舞台の「LOST!?〜」の参考にと観た映画。

感心するのは、ゼウスだポセイドンだという古典の話を現代向け、とりわけティーンエイジャー向けに作って興行で成功しているところだ。

日本もスサノオの話をティーン向けに…あ、演劇じゃ劇団新幹線が若者向けの解釈でやってるか。

考えてみればその前に、日本は世界に誇る漫画文化がしっかりそれをやってるわ。


気になったのは殺陣のシーン。

ハリウッドは撮り方でいくらでもできるノウハウと技術があるので、アップなんかで繋ぐアクションシーンは凄いのだが、ラストシーンの俯瞰の殺陣の場面で、以外にキャストの殺陣が(若いってのもあるが)大した事ないことだ。

実は最近思ったのだが、日本の歌舞伎や時代劇、日本武術の文化から踏襲されている殺陣は、実は世界的に見てレベルが高いのではということだ。(そこにジャッキー・チェンのカンフー・アクションが入ってくると自身も揺らぐのだが)

来年も舞台では殺陣がいくつか入るので、励みにしたい。

いや、実は…悩みの種でもあるのだが…日本人の殺陣も負けてはいないということで、頑張りたいところだ。
posted by たいき at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

「タイタンの戦い」。

来春舞台、「LOST!?〜冒険者たちへ〜」の参考になるかと「タイタンの戦い」を観てみる。

主演は「ターミネーター4」、「アバター」で主演していたサム・ワーシントン 。

小学校の頃、初代の「タイタン」を観たが、ゲームのドラクエとかと一緒で、「タイタン」の時は一人っきりで戦っていた英雄ペルセウスも、21世紀版は仲間のいるパーティー戦。

個性豊かな仲間が売り出し中の主役をサポートするがこのペルセウス、結構熱くなるタイプで突っ走った結果、仲間を死なせちゃうシーンもチラホラ。

ドラクエも1は主人公が一人で頑張ってて、そのご先祖様の3の勇者様は最強の装備と魔法を使える真の英雄だったが、これが子孫の2になると能力は分散されて主人公一人一人が弱体化してしまうという…なんとなくそんなことを思い出した。

いや、単に初代映画くらい革新的なことをやるか、大スターを使わなきゃ興行があるから、なのかもしれないが…。

しかしつくづく来春舞台の小道具で、鎧が欲しい…。
posted by たいき at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

「キャピタリズム 〜マネーは躍る〜」。

サブプライムからリーマンショック、昨今の世界同時恐慌に迫ったマイケル・ムーアのドキュメント。

恥ずかしくて大声で言えないのだが、実は親の付き合いでちょっとやった新興国の外国債券の投資信託、始めた翌月にアイスランドが破綻。

こんなのちょっとネットで調べてたらヤバイの分かったのに…。

後は…見るも無残…。(まあ、そんな大騒ぎする額ではないのですが)

貯金に考えてた、命と家族の次に大切な、か、金が…!(芝居のプロデュースもやっとるというのに!)

お母さん、これは紛れも無いギャンブルです。

ベトナム債券に手を出しそうになってた僕に忠告してくれた、冷静さを取り戻しましょう。(これも当時やってたバイトの関係で…母親も今は冷静になりました)


しかしこの「キャピタリズム〜」を見ると、つくづく資本主義は金持ってる者の勝ち、つまりは大企業のパワーが大国のそれより勝るという現状を、まざまざと見せ付けられます。

もうアメリカは、他のドキュメント映画で医療業界を見ても、ユダヤ陰謀とかそんなんじゃなくてもっとシンプルに企業に乗っ取られかかってます。(まあ、それは日本も…おっと、こんな時間に誰か来たぞ?)

これは他のドキュメントで見たんですが、医療の方もアメリカはとにかくやばいので、旦那がただ今ニューヨークに出張中の我が妹が心配だ。

向こうで出産ということになったら、十中、八、九、手術出産になる。※

※アメリカは国が医療費を負担する額が低いので、医者達は保険会社から給料をもらっている現状があり、出産は病気ではないので、医者の仕事の点数にならない。
結果、難癖つけて自然出産できるケースを無理矢理手術出産に切り替えて、医者の点数稼ぎ(歩合制の場合の給金)と拘束時間短縮が横行しているらしい。
しかも、手術出産の子ども、母親の死亡率、使われる薬による出産後の子どもの影響はバカに出来ないものがあるとか。

しかし、やっぱりなんだかんだ言論の自由が保障されている国とは素晴らしい。

色々な思惑があるにせよ、世界にこうして発信できるのだから。
posted by たいき at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

「時をかける少女」(アニメ版)。

ブログのカテゴリーの中に、アニメ枠も追加するべきか悩んでる昨今ですが、アニメ映画「時をかける少女」の感想です。

めちゃくちゃ前に観たんですが、観た映画や演劇の感想が溜まっているので、一気に吐き出したい気分です。

実はこの映画のロードショー前、とある養成所の発表会の演目を模索している時で、そういえば「時をかける少女」がアニメ化されるなぁ、俺、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズとか「バタフライ・エフェクト」好きだから、女の子のレッスン生多いし、少女が主人公でタイムスリップものを芝居でやってみようかな(安直)、とか思ってた時でした。

結局、発表会はコンセプトが変わってこの話は流れたのですが、かなり真剣にあらすじを考えて、実現一歩手前でした。(いつかやるかもしれませんが、パクリネタが多いのと、タイムスリップものの演劇はどうも…)

ちなみにその内容はというと、自分の子どもを助けるために少女が自分の命を懸けて(子どもはとある事情を抱えた関係者に殺された)、様々な年代の自分に会ってなんとかしようとし、結局ある時から事情を知っていた旦那さん(初恋の恋人)か同じ能力を持っていた母親か父親に助けられ、事なきを得るという話だったと思います。

設定がちょっと独りよがりなのが、主人公の少女が初潮を迎えた時にタイムスリップ能力を身につけ、過去にだけタイムスリップできる(過去にだけってのは「バタフライ・エフェクトの丸パク)というもので、生理の時にしか過去に行けず、妊娠して妊娠中は過去に飛べず難儀するという話で、当時は中学生のレッスン生もいたので改めて、無茶だなぁと今では思います。


さて、評判の良かった今作品、期待してみましたが途中、タイムリープなる結構ぶっ飛んだ設定がサラっと出てきて驚きました。

活き活きしたヒロインがグッド。

しかし俺ももう親父…「サマーウォーズ」も良かったけど、そもそもアニメに熱中する歳じゃない…。
posted by たいき at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

「アンヴィル」。

ライブも終わって一息ついたし、来年の芝居のキャスティングも一段落。

芝居の演出プランもなんとか見えてきた。(来春の舞台は主演もするので、演出プランは稽古場に入る前にある程度組む)

さて、しばらくブログは映画、演劇の感想大会になります。

日々で色々とブログに書こうと思うことは多々あるのだが、パソコンの前に座ると片っ端から忘れる。

さて、バンドのライブが終わったからではないですが、バンド繋がりで一本、DVDで観たドキュメント「アンヴィル」


ガンズ・アンド・ローゼスやモトリー・クルーなんかが売れる前に、ハードロック・シーンを牽引してきたロートルバンド、アンヴィルを追ったドキュメントだが実は僕、イカ天バンドブームの華やかかりし頃の中学生時代、ブルーハーツを経ていきなりハードロックデビュー!

ガンズやモトリー、スキッド・ロウ、ハノイ・ロックスなんかを熱中してコピーしてた時代がありました。(それだけカッコ良かったんですわ)

そんで高校になってだんだん日本人でこれって無理ねーかってなって、パンク、ロカビリー、(U2もあった)というか最終的にブランキー・ジェット・シティにハマるんですが、Xが出てきてビジュアルバンドが台頭してきた時は、時代に乗りそびれたなぁ、なんてちょこっと思ったりしましたよ。

やっぱりメタリカとかコピーして、ツインバスドラムを体得しとけば良かったとか。


ちなみに役者をやりだしたキッカケは、ライブで僕のドラムプレイを見た先輩(その先輩は後に平田オリザさん主宰の青年団に入団)のお誘いがキッカケでした。

ともかくそれまで演劇に対して偏見があって、なんか絶対に自分がやれない世界だと思ってたのに、先輩の持ってきた台本は当時ネオアングラ劇の旗手、劇団新宿梁山泊の「千年の孤独」。

あまりに脚本家、鄭義信(チョン・ウィシン)さんの郷愁に満ちた、詩的で残酷で美しい世界にノックアウト。

その後観た、同劇団の多摩パルテノンの「人魚伝説」のあまりの迫力に、完璧に人生の道を踏み外したわけですよ。(テント公演でイカダで松明で噴水で…ともかく鮮烈だった…)

当時は小劇場ブームでもあり、バブルが弾けててもまだまだ全然日本が元気だった頃ですよ。

周りはキャラメル・ボックス、第三舞台、夢の遊民社はちょっと別格でしたが、ポップで真似するだけでティ−ンにバカ受けな(バンドも変わらんが)お芝居が溢れてる中で、アングラですよ。


もうね、その後の役者人生なんて…って感じですよ。

俳優座の養成所の流れの桐朋学園に行っても、結局新劇役者にもなれず、今や一人親方となるしかならず…おっと、「アンヴィル」の話でした。


ともかく、一度でも売れて、名前のある人はいいですよ。

昔の名前で営業できるんですもん。

日本も含めての話ですが、家族がいて、良い歳してバイトでも、好きなことやれて、それで応援してくれる人がいるなんて素敵ですよ。

このドキュメントの最後はジャパンツアーで締めくくられるんですが、ともかく、先進国に生まれて感謝、でしょうか…。
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2010年10月24日

「ザ・ロード」。

興味があったので、ヴィゴ・モーテンセン(ファン! 速やかに「イースタン・プロミス」の続編を作りやがれ!)主演の「ザ・ロード」を映画館に観に行く。

久しぶりの劇場映画鑑賞IN下高井戸シネマ。


突然の地球崩壊により文明と動植物の死滅した、ドンヨリ雲と廃墟の冷たい灰色の世界となった近未来を舞台に、少しでも南を目指してボロボロのショッピングカートを押して進む、父と息子のロード・ムービーだ。

リアル‘北斗の拳’はどうなるのかというと、動植物の一切いない世界で、‘人間’が貴重なタンパク源である‘人間’を狩り、保存のため生きたまま地下室に閉じ込め少しづつ食べていくという、これ以上にない地獄のような世界。

はっきり言って北斗の拳ではまだ、ラオウやサウザーのような強烈なカリスマが、例え圧政を強いてたにしても、暴徒と化したモヒカン野郎なんかを束ねてただけ秩序があって、この世界よりまだマシだった。(ケンシロウという救世主がいるので、はなっから比較できんが)

本当の混沌とは、ホラーよりも恐怖の連続が続く無間地獄だ。

こんな世界になってしまったら、間違い無く自殺を選ぶ。

実際、本編中も自殺者の描写が幾つか出てくる。


そんな、もはや地球とは呼べない過酷な世界で、なんとか次世代である息子に道徳や倫理、人間の魂の尊厳を伝えようと奮起する主人公である父親の様は、人類最大の罰ゲームを敢行する姿であり、予めゴルゴタの丘に磔にされることが決まっていながらも重い十字架を背負い、荒廃した世界を練り歩くキリストのようだ。

妻は、こんな世界に子どもを産み落としてしまった罪悪感と絶望から、この世から消えた。

例え暴徒でなくても、恐怖から人々は傷つけ合う。

おそらく原作にはもっとエグい描写があったと思う。

朽ち果てた自動販売機からゲットした、古びた缶ジュースに一喜一憂する親子。

こんな世界は、「ウォーター・ワールド」のケビン・コスナー並に環境に特化した‘新人類’(コスナー演じる主人公には、陸の沈んでしまった海の世界の近未来で、エラと水かきを持つ進化した人類だった)でなきゃ無理ですわ。


しかも荒廃した世界しか知らない息子に対して、父親は崩壊前の文明の、しかも超先進国のアメリカでの甘美な思い出があるから性質が悪い。

夜な夜なハリウッド女優の中でもトップクラスの美貌を持つ、シャーリーズ・セロン演じる亡き妻が現れるから堪らない。

昔の美しい思い出は、今の自分の境遇をより辛いものに感じさせる‘悪夢’でしかない。

何故こんな映画を映画館に観に行ってしまったのか、観てる自分のドM体質を呪うばかりだ。

間違ってお父さんが息子との絆を深めようと、このSF映画というジャンルでは括れない今作を子どもと観に来てしまったら、間違い無く両者にトラウマを植え付けるだろう。

ただ、そのトラウマから生まれるものは、ネガティブなものではないかもしれないが。


これを観て子どもの頃、母親とテレビで放送した核で文明が滅んだ後の世界を描いた、マイナー外国映画を思い出した。(核による放射能汚染のことがちゃんと描かれてたから、ハリウッド映画じゃないかも)

人類は食料や燃料の確保に躍起になり、電池を大量確保している電気屋の地味な息子が悪党に豹変する。

まず年端のいかない子ども達が病気などで死んでいく。

しかし最後にはキリスト教圏らしく、それでも私達は祈るのだ、明日を信じて…的な感じで物語が終わる。

時はまさに米ソ冷戦時代。

マジでヤバいことになる可能性が無きにしもあり得る時代で、強烈なインパクトがあった。


一応、同じ原作者で希望もへったくれも無え!の「ノー・カントリー」と比べると、最後はほんの少し希望のあるラストだが、本当にこの世界に特化した、僅かな水分や土とか木の皮とかで栄養の取れる新人類が生まれん限り、人類の復興は無いと思いました。

ちなみに「ハートロッカー」の時のように、ガイ・ピアースが頼もしそうな役でポイント出演してます。

ロバート・デュバルに至っては、言われなきゃ判別できない…。(皆、ホームレス以上に顔が汚れてるから)

なんだかんだ、かなり心に残る映画だったので、劇場に観に行ってよかったです。
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2010年09月21日

「アリス・イン・ワンダーランド」(ややネタバレ)。

DVDで映画鑑賞。

ティム・バートン&ジョニー・ディップの最強コンビが組んだ、「アリス・イン・ワンダーランド」だ。

ネット上の評価の割りには、とても楽しく観れた。

個人的には名作です。

まあ、僕が‘その後の物語’的な話が好きだからかもしれないが…。

評価は「不思議の国のアリス」の大ファンの評価と(大人になってしまったアリスを見るのは、やっぱり原作ファンには複雑か)、この作品がディズニー映画として期待される数字に見合わない内容だからだろうか。


特に最後のアリスと、ジョニー・ディップ演じるマッドハッターの別離が切ない。

アリスは何気なく、いつでも不思議の国に戻ってこれると言ったが、その後の展開を観ても、おそらく2度と不思議の国にアリスが行くことはないだろうと思えるからだ。(今度は自分の子どもが地下に落ち、探しに行くという展開もありかなと思ったが)

それがマッドハッターの表情からも見て取れる。

成長したアリスの、ラストのこれからはいっそ中国相手に商売しよう、という現実な発言から、これまでのティム・バートン作品とは一線を画す印象になっている。

なんだかアリスの不思議の国の別れが、そのままこれまでダークファンタジー、フリークスに拘ってきたティム・バートン監督の成長のような、また決別のような感じが若干寂しい。(まあ、すぐにまた変てこな映画を撮ると思うが)

変人には才があるんだよ、というアリスのお父さんの言葉は、感動できる。
posted by たいき at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年09月09日

「正義の行方」。

前に観た映画で、非常に心に残ったので感想を書いておく。

中国映画ではなく、ハリソン・フォード主演のハリウッド映画、「正義の行方」。

ハリソン・フォードと言えば、自分の中ではハン・ソロであり、インディ・ジョーンズであり、ジョン・ブックであり、そしてデッカードでもある憧れの俳優さんだ。

年老いて円熟味を増した昨今だが、今回は素晴らしい映画を見せてくれた。

正直、素晴らしいというのが適当か解らないくらい、作品は重く、胸をえぐられるような話で泣かされた。

移民局のベテラン捜査官マックス(ハリソン・フォード)を中心に展開する群像劇は、幾つものストーリーラインを2時間に集約させた見事なもので、アメリカに夢と希望を持ってやって来る移民の人たちの惨状をこれでもかというほどに見せつける。

恐らくもっと酷い現実はいくらでもあろうが、これはもう、日本でも起きてることなんではないだろうか?

子どものために不法就労するメキシコ人女性、学校で9・11のテロリスト達の心情を代弁しただけでFBIに自宅を踏み込まれ、そして家族と離れ離れにされてしまうバングラディッシュ出身の少女。

グリーンカードを取得するため、自分を偽り続けるオーストラリア出身の女優、そしてその恋人のヘブライ語を話せないユダヤ青年。

アメリカ人に帰化しても、家族の体裁を気にし、心までアメリカ人になりきれないイラン人家族、黄色人種であることの劣等感で、悪い連中ととつるみ、のっぴきならない修羅場に巻き込まれてしまう韓国人の少年。

まったくテンションの緩まない2時間だった。

いつか、いつか日本を舞台にこんな話の芝居をやってみたい。

久しぶりに心を揺さぶられる映画でした。
posted by たいき at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年08月09日

トイ・ストーリー3」。

CG映画の「トイ・ストーリー3」を観に、久しぶりに映画館に行く。

確かこのシリーズ、1も2も結構感動できておもしろかったはず。

朝一番の回に行ったら、集団の児童達と一緒になってしまった。

前の方の席しか空いてないから、おやっと思ったのだが…。

結果…。


いやー、「トイ・ストーリー3」、凄い!

おもしろい!


うるさくなるかなーと思ってたチビッコ達が、騒がずに釘付けで観てたよ。

もー、クライマックスまでの怒涛のテンポと、ラストの感動のオラオララッシュで、後ろの親御さん泣いてた。

テンポ良過ぎて、笑うところで笑ってると話に置いてかれそうになる、てくらい凄かった。

さすが脚本チーム作って時間かけてつくってあるだけある。

評判の良い日本のアニメも観たけど、霞んだ。

ポニョすらも再見するならこっちを観たい。

大人も子供も楽しめるって凄いな。

「ヒックとドラゴン」も観に行こうかな。
posted by たいき at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年07月26日

「宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-」、「サロゲート」、「イングロリアル・バスターズ」。

最近DVD観賞した、映画の感想なんかをいくつか。

「宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-」

何かの参考になるかなーと思い、プロダクション・アイジーということで観た、珍しいアニメスタイルの宮本武蔵ドキュメント。

1時間ちょっとと比較的短い作品だったが、中身は押井守先生の武蔵、兵法うんちくギッシリ。

相当おもしろかったのは多分、俺が親父になったから。


「サロゲート」

人々が自分の分身ロボット、サロゲートによって生活する近未来の話、ということで来年の芝居の参考になりそうなので観た。

しかしサロゲートという言葉自体は、同時期にやってたアバターに食われた感じ。

来年のネットゲーの話も、キャラ、キャラクターという言葉を使わなくて、アバターという言葉を使おうか。

キャッチコピーにブルース・ウィリスを指して、この男、何回世界を救うつもりだみたいなことが書かれていたが、中身は中年夫婦が悲しみを乗り越え、絆を取り戻すという以外と渋いお話。

設定が完璧にSFだったので、参考にならず。

サロゲートの方じゃない、ハゲてて疲れきった、哀愁のあるブルースお父さんが良い感じだった。


「イングロリアル・バスターズ」

クエンティン・タランティーノとブラッド・ピットがタッグを組んだ、痛快(!?)ナチスもの。

痛快過ぎて最後、凄いことになってた。

ナチスの上官達のしつっこさが凄い。

あんな調子で絡まれたり、尋問されたり、探されたら発狂するわ。

ユダヤの方々が晒されていた恐怖を追体験できる。

しかし長ぇ!

こだわりも解るし、緊張感もいいんだが、長いぜ。

その長さから脇役にもしっかりスポットが当たり、異様に光ってるのも、タランティーノ群像劇の醍醐味。


以上。

まだ観といてほっといてる映画、あるんだよなぁ。
posted by たいき at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年06月03日

「プレステージ」、「バタフライ・エフェクト3」とか。

やっと来年の舞台の台本を、ひとまず終える。

半分近く書き直したので、改定稿に近い。

んが、どーにも尺を縮められず頭をかかえる。

上演時間2時間を越えるのは厳しいなぁ…。


最近DVDで観た映画の話を。

ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベールとキャストに魅かれて「プレステージ」を観る。

監督は「バットマン ビギンズ」のクリストファー・ノーラン。

お話は19世紀末のロンドンで、二人の手品師の凌ぎ合いを描いた期待させる一本だったが、なんとこれが驚愕のトンデモ映画!

キーマンの博士役にデヴィッド・ボウイが演じてて、これはどうなるんだと思わせたが、嘘が真実になるビックリドッキリ展開に唸る。

しかし手品の種明かしや、芸に生きる男達の生き様など楽しめました。


そしておもしろかった「バタフライ・エフェクト」の3も観る。

過去にだけ飛べる主人公の顛末を描いた作品だが、だいたい話の決まった芝居の台本だって改変は大変なのに、人生を変えるとなるとそれこそこんがらがってしまう。

1はそれでも最後に希望が見えたが、今回は…。

主人公が人生を変えれば変えるほど、状況が酷くなっていくのがなかなか。

親殺しの理屈でタイムスリップは不可能とされてるが、お話の題材としてはやっぱり魅力的。

…しかし、こういうのを観れば観るほど、「バック・トウ・ザ・フューチャー」シリーズの凄さを感じてしまう。

2は(評判が悪くて)観てないが、「バタフライ・エフェクト」シリーズは結構、展開がダークなので好きだ。

闇があって一筋の光も輝く。
posted by たいき at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年05月17日

「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」。(ネタバレ)

何かインスピレーションをもらえないかと観た映画、「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」の感想。

未公開作品?なのかな。

最近やたら出演作を観てるフィリップ・シーモア・ホフマンと、え! もう中年なの!? のキュートな女優さん、ローラ・リニーさん。(二人とも大好きなので観てみました)


お話は、父親が認知症になった兄妹の物語。

ただしこの父親、作品では直接的なエピソードやシーンはありませんが、元DV親父。

経済的な理由から二人は父親を老人ホームにいれるんですが、やり取りがリアルで、日本人でもしっかり感情移入できました。

特に兄はブレヒトなんかの演劇研究者で、妹は戯曲作家を目指してる派遣社員なので自分としてはなお更。

冒頭のお婆ちゃん達のチアガールダンスが可愛い。

そして父親も、認知症と言っても軽度なので、割りと重くならずに映画を見守れる。(しかもこの父親も、どうやら過去にDVを受けていたらしい描写があるので、だんだん同情してしまう)

が、その家族模様はやっぱりリアルで、夢を追う自分のような人間としては身につまされる話でした。

観ててハラハラするのはファザコンの妹で、女房と別れる気なんかさらさら無いプロデューサー(かな?)と不倫関係を続け、劇作の賞には落ち続け、派遣も首を切られてしまう。

生活のためとはいえ、被害も無いのに9・11被害者の助成金を受け取ってたり、初めて芝居の台本を誉めてくれた相手(彼女持ち)に感極まってキスをし、誤解されて誘われちゃったり、兄貴には見栄で嘘をついててそれをバラされちゃったりと、これを四十路近くの可愛いローラ・リニーがやってるので、余計ハラハラする。

歳より若く見えるチャーミングなルックスと、テレビのビリー・ザ・ブート・キャンプ(古い)みたいなので鍛えた体、まさに裸一貫しかない彼女の虚栄心が切ない。

兄もなんだか、幼少時代にDV受けた時点で、もう人生葬式ムードみたいな感じで、良くも悪くも妹の派手さは無いが、自分の幸せに対して諦めきったような心の荒み加減は、こちらの方が深刻そうだ。

泣くほど惚れてる恋人がいるのに別離を選び、むせび泣き、自分は鬱じゃないと言う。

だからと言って、ここで問題の父親が、劇的に何かをしてくれる訳でもなく、これも淡々とお亡くなりになる。

中年の子供達は、なんとか一念発起して人生を乗り越えて行く。

全体のトーンも重くならな過ぎず、優しい。

9・11後の内省的なアメリカ映画ですが、生きるって素晴らしい! とか、家族最高! とか声高に言わない、淡々とした感じが胸にヒシヒシくる良作でした。
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2010年05月06日

「25時」。(ややネタバレ)

観たかった映画や本を今、漁っている。

本、漫画はまだ読んでる途中だが、映画の感想を。

演技派俳優豪華共演の、「25時」。

エドワード・ノートン主演で、親友の二人に最近、出演作を見漁ってるフィリップ・シーモア・ホフマン、今だ「プライベート・ライアン」の凄腕スナイパー役の印象が強い、バリー・ペッパー。

監督はお久しぶりのスパイク・リー。

9・11直後の作品だからなのか、ちょっと感傷的なニューヨーカーの話だった。

ニューヨーカーと言っても、ヤクの売人なんだけども…。


逮捕された売人の、収監されるまでの一日を描いた作品だが、やっぱりその時のアメリカ人、特にニューヨークに強い思い入れがあるわけではないので、感情移入はそれほどでもない。

どんな事情があるにせよ、主人公は麻薬を売って(しかも大金を稼ごうとしてた)たし、親友や恋人、父親の愛に恵まれていたのに、自分で人生を台無しにした。

自分でも言っていたが、誰が密告したとかいう問題じゃない。

最後に親友に対する頼み事も、ちょっと納得できない。

自分でやれよと思ってしまう。

だから、収監直前の父親のナレーションと一連のイメージショットも、最後まで主人公の甘えが抜けてないように見える。


エドワード・ノートンはスパイク・リーの大ファンで、長らく主演を希望していたらしいが、そんなノートン起用を見越した作品だったんだろうと思う。

主役が白人、しかも知的で、あまり汚れ役のイメージが無いエドワード・ノートンでは無く、黒人がやっていたらロングランヒットしなかったんじゃないかと思ってしまう。

ただ、見終わった後の余韻は良く、それは、それでもかの街が破壊の後、再生するかもしれない希望があるからだ。

物語で主人公は刑務所で7年を過すことになるが、今は2010年。

上映時は2003年なので、主人公のモンティは出所しているはず。

その間に、サブプライム、リーマンショックとアメリカから始まった、世界を揺るがす経済恐慌が起き、大統領にアフリカ系アメリカ人が初めて選ばれた。

…ニューヨークは、アメリカは変わったんだろうかね。
posted by たいき at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年05月02日

「トゥモロー・ワールド」。(ややネタバレ)

台本執筆中に勇気をもらった一本、「トゥモロー・ワールド」をDVD観賞。

SFだが、こんな名作が埋もれていたとは!

お話は近未来、人類はなぜか子供が生まれないという、種の存亡に関わる非常事態に直面していた。

元学生運動家のしがない公務員の主人公は、今も反政府運動をしている元妻から、世界で唯一、妊娠した女性の保護を頼まれるのだが…。


主演は抑制の効いた落ち着いた演技が評価の高い、クライヴ・オーウェンと元妻にジュリアン・ムーア。

ジュリアン・ムーアさんは最近、トンデモな映画によく出ているが、今回はそれを逆手にとるような好演でした。

まず、冒頭の長回しシーンから惹きつけられる。

主人公はいつも通り、朝のコーヒーを買いにコーヒーショップに入り、店を出る。

と、そこで突然、爆弾テロが起こる。

文に書くと陳腐だが、主人公が店にやってきて、店から出てテロが起きるまでをノー・カットで見せる。

何か、事故にいきなり巻き込まれる感覚が疑似体験できる。

この疑似体験っぷりがハンパない。

序盤、中盤、後半と長回しのシーンがあるが、中盤の襲撃シーンの長回しも凄いが、特に後半の戦闘シーンが只ならない緊張感。

正直、最初はカメラに飛び散った血糊がなかなか消えないなぁと、ぼんやり観てしまった。

後で思い返して見直すと、15分近くノー・カット。

これは一体どうやって撮ったのか?

リハーサルはどうしたのかと思ったが、ネットで見たら、どうやら映像技術を使って、画を貼り合わせてロング・ショットのシーンを作ったらしい。

この映画に描かれているのは「ブレードランナー」以降、多く描かれた暗い近未来の姿で、話自体はいかにもSFにありそうだ。

しかし分かっていながら、人類の希望である、生まれてきた赤ちゃんを前にした人々の反応には感動できる。

例えば内容だけ話に聞いたら、フーンで終わってしまう話(なぜ子供ができなくなったかも理由は明かされない)も、映像が鮮烈なだけに感情移入の度合いが並の映画と違う。

そしてやたら映像が印象に残る。

これはどうしてだろうと思ったら、引きの画が多いのだ。

ちゃんと画の構図がしっかりしてて、映像が絵になってるシーンが多い。

最近よく見るハリウッド映画は、ハンディでやたら人物のアップを追うことが多い。

それは臨場感のある雰囲気とスターのアップを堪能できても、画として印象に残らないんだと思う。

えらそうなことを書いてしまったが、かなり刺激される映画らしい映画でした。

ちなみにハリウッド映画だが、舞台はイギリスで、灰色っぽい全体のデッドロックな雰囲気と、劇中に頻繁にかかるUKロックが、大好きな自分としてはまた良かったです。
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「アバター」。

超話題作、「アバター」をやっと観ました。

しかもDVD。

映像凄い。

「TO」の時、俺はなんと書いたっけか…。

さらにこの先を、人間は追い求めてゆくのだろうなぁ。


話はついに人間が(というかアメリカ人が)、エイリアンになった!

…ってこれ、ただ単に白人と未開の地の部族の話じゃないっすかー。

ナヴィ、チョー人間してて、インディアンと変わらないしぃ。(中盤から顔つきや体型がどんどん人間化していってる気が・・・)

しかし後半、主人公が某大作映画のように、「今日は俺達の(独立)記念日だぁ!」とか叫びそうだったなー。


そしてなんとなーく、作品賞を獲れなかったの分かる気がします。

ライバルだった「ハート・ロッカー」は劇場で観ましたが、アメリカ軍と企業を徹底的に悪者にし、異種族が理解し合う「アバター」の方が、昨今では反骨精神があるんじゃないでしょうか。

長かったですが、話やテーマもストレートで、インパクトがありました。

しかし等身大のアメリカ兵達を描いた「ハート・ロッカー」が勝った。

これには、大人の事情を少し感じたりもします…。


…ちょっとショックだったのが、最近やっと書いた自分の芝居の台本に、ニュアンスの似てるところがあること。

やっぱり旬のものは早めに観ないとダメだねぇ。

台本、もうちょっと直さないといけないかなぁ…。
posted by たいき at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年04月28日

「TO」。

原作者の星野之宣さんのファンだったので、CGアニメ「TO」をDVDで観る。

CGアニメにはこういうSFものがうってつけのようで、特に宇宙やメカの描写が凄い。

キャラクターも自分がこれまで観た、「アップルシード」や「ベクシル」、他の作品より違和感を感じなくなってきてる。

技術進化ももちろんあるけど、おそらく「ガンダム MSイグルー」みたいに登場人物の感情の起伏が激しい内容の場合、声優さんの生っぽい迫力のある演技と、それを追えないCGの画に、どうしてもギャップが出るからなんだろうな。

「TO」、というか星野さんの作品は、静かで深遠なトーンの作品が多いので、CGアニメにぴったりマッチしてる感じ。

もっと技術が進歩して、よりリアルなCGのキャラクターが創れるようになったら、映像的な抑えた演技を声優さんも求められたりするのかもしれない。

…というか、洋画の吹き替えみたいだよな。

登場人物は外国人だし…。


外国人と言えば、タイガー・ウッズの離婚慰謝料が5億ドル、470億円になるとか。

奥さんは、どっかその辺の国が買えるよなぁ・・・。
posted by たいき at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

「96時間」。(ネタバレ)

余裕が出てきたので映画をDVD鑑賞。

リーアム・ニールソン主演、リュック・ベッソン脚本、制作の「96時間」。

内容は96時間以内に誘拐された娘を、元CIA特殊工作員の父が奪還するハード・アクション。

上映時間は1時間半とタイト。

前半、誘拐されるまで30分が経過。

それまで主人公の父親に、しっかり感情移入してもらうという体だが、どうやって96時間以内に救出するんだろと見てたら、中盤から怒涛のテンポ。

娘を救出するため、一切の妥協無く暴走するリーアム・ニールソン親父は、制限時間96時間と言いながら、実質その半分くらいの時間で救出に成功。

ジャック・バウアーさんの「24」並だ。

こりゃ凄い。

別居中の娘が誘拐されて、それをあっという間に助けて離婚した妻や再婚相手からの株を上げ、娘からもラブラブになる、しかも娘の夢への手助けもしちゃう。

一瞬、なんだか酔っ払ったバツイチお父さんの、都合の良い(展開もまるでアトラクションか何かのように都合が良い)妄想のような話も、観出すとあっという間の爽快感。

女の子だけの海外旅行なんて危険だ!と親父が言った次の瞬間、売春組織に誘拐される娘達、そして遠く離れた地でも、まるで見越していたかのように冷静に対処する父親。

笑いを通り越して、スカッとする展開だ。

しかも暴力描写は結構ハード目で、関わった人間のほとんどがまず無傷では済まない主人公の暴れっぷり。

雑魚敵全員を瞬殺はもちろんのこと、悪いことしてる奴、調子に乗ってる奴は確実に死ぬか酷い目に遭うのも笑える。

悪役は拷問して白状したら有無を言わさず殺害。

娘と一緒に旅行に行ったビッチ系の友達も、はしゃいでたし、ふしだらだから死亡。

事件に関わってた同僚の奥さんにも、同僚を脅すため発砲。(観客的には、ペチャクチャうるさくてウザいから)

もちろん、人身売買をしてた悪趣味金持ちブタ野郎は、セリフも言わさず射殺。

B級映画のようだが、リーアムお父さんが優しくて気弱そうなのにメチャクチャ豪快さんなのが、問答無用で応援してしまえる。

酒飲んで観るには最適な映画。

アクション映画はこれぐらいでなくちゃと思いました。

…しかし、パリってこんなに怖いとこなのかなぁ。

人身売買組織の被害者は皆、空港出て速効で誘拐されとった…。
posted by たいき at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年04月11日

というわけで。

今宵は日記を大量更新してしまった。

最近も台本の足しになるかと何本かDVDで映画なんかを観てた。


まず去年の話になるが、「スカイ・クロラ」。

もー観た時、何を思ったかは忘却の彼方…。

空中戦が凄いのと、企業が代理戦争してるってのがおもしろい。


続けてオンラインゲームを題材にした「.hack」。

薦められて観たのだが、言われた通り‘トリロジー’じゃなくて、‘サイン’の方を見るべきだった、大失敗。

ほとんど参考にならず。


そしてネタ用と、世界の終わりの感じを掴みたくて、「2012」。

主役達がありえない強運で危機を脱していく姿とか、今の首相とかけ離れてるイタリア首相とか確かにギャグだが、ところどころリアリティのある設定は、こんな事態になったらまず助からないと思うし、あんまり助かろうって気も起きなかったりもする、観てて…。

ともかく…


ゴードンが可愛そ過ぎる。


この映画は一言で言って、ゴードン※だ。

それ以外に無い。



※ネタバレになるので読みたくない人は読まないでください。

ゴードンとは、主人公の元奥さんの恋人で、主人公の息子とも信頼関係を築いており、博学でこの人類の危機にささやかに対抗するスキルを持った(主にセスナのパイロット免許)、常識人です。

そうです、この段階でお判りのように、すでにこの男には死亡フラグがビンビンに立っているのですが、この映画で問題になっているのは彼の死に様です。

これがあんまり酷い。

「スーパーマン リターンズ」の時も酷いと思いましたが、この映画はその斜め上をいっています。

長尺の映画なので、せめて見せ場をつくってあげればいいものを、ギリギリまで生かして、最後、とってつけたかのような殺され方には、これで人を感動させようと言うのかと恐れ入りました。

しかもこの映画、続編の「2013」がTVドラマ化されるらしい…。
posted by たいき at 01:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画

2010年03月19日

「ハート・ロッカー」。

遂に観に行ったぜ、「ハート・ロッカー」!

前売り券が無駄にならないでよかった!

そして久しぶりの劇場観賞!

案の定、久しぶりの大画面は、話の緊張感とハンディカメラ主体の揺れる画面で酔いそうになる。


話はイラクで爆弾テロと闘う爆弾処理班の話で、戦場の狂気を描いている。

狂気と書いたが、主役の奴は逆に爆弾処理の仕事してないとダメ人間のフシがあり、冒頭の‘戦争は麻薬だ’という言葉を適用するなら重度のジャンキー。

傍から見れば狂っている以外の何物でもないが、本人は極限状態の現場にいてこそ活き活きしているような感じ。

まさに俺流を貫く戦場の職人。

現場も現場で、普通に子供達が遊んでる横で爆弾テロが起きたり、当然、一般庶民が悲惨なテロに巻き込まれたりと、爆弾テロが日常の風景になってるのが狂ってる。

んが…権威に逆らうつもりは毛頭無くて、凄い映画で魅入って…オスカー獲るのもわかるんだけど…アメリカって戦争するたびに、こういったテーマの映画が出ては賞を獲ってるような気がするのは…俺だけなのか…。

ともあれ映画はとてもおもしろかったです。


しかし最近はDVDといい、ヘヴィーな作品ばっか観てるなぁ。
posted by たいき at 02:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画