2011年05月11日

舞台写真。

演劇ライフとCoRich(コリッチ)舞台芸術!のサイト内、そして当HPのalbum内で「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」の舞台写真をアップしてみました。


演劇ライフ
http://engekilife.com/company/4493/gallery

CoRich(コリッチ)舞台芸術!
http://stage.corich.jp/troupe_photo_list.php?troupe_id=5843

PHOTOalbum
http://aikawataiki.from.tv/akt/(albumの項目から)


album舞台写真の項目にもコメントを足しました。

かなりダラダラとネタバレ解説していますが、制作裏話なんかもついでにしてます。

キャスト写真のコメントも、一部修正しました。

ご興味ある方は覗いてみてください!

2011年05月08日

芝居中の用語解説7!

さて、いよいよ「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」の用語解説も最後を迎えたようです。


ロールプレイング(TRPG):

趣味がこれだと女子のドン引き率が跳ね上がるらしいが、稽古場では普通にネタとして話してました。

トゥルースシェルの一回公演は戦隊ものだったし「LOST!?」の題材はネットゲーム、もう僕のイメージ、手遅れなところまできてるかもな…。

まあ、軌道修正は来年から!

さて、TRPGとはテーブルトーク・ロールプレイング・ゲームの略で、日本人が大好きなRPGゲームの原点です。

コンピューターの発達してない時代に、サイコロやコマを使ってやるボードゲームみたいなもの。

コンピューターが管理するルールなどを、ゲームマスターと呼ばれるゲームを監督する人が管理して複数人で遊ぶもので、ともかく子供の頃は楽しくてサルのような状態になってた。

なんせ、当時流行ったドラクエを友達とチームを作って遊べるんだから、盛り上がらないはずがない。

今のネットゲームの遊び方の元祖みたいなもんで、まだその頃はオタクって言葉もなかった。

本来は作ったキャラクターを演じることに醍醐味があるそうのだが(聖騎士だったら倒したモンスターの持ち物など漁らない、盗賊だったら人の物だろうと盗む、僧侶だったら自分が崇める神を布教するなど)、ガキだからそんなものおかまいなし。

善のパーティーなのに略奪と殺戮をくり返し、自分達の私利私欲のために行動するのでシナリオ通りに話が進まない、自分が死にかけると本当に涙目になってパニくり、そしてお宝の分配では殴り合い寸前の喧嘩となる、などなど…。

いや、これはちょっと大げさに脚色しましたが印象的だったエピソードで、邪悪でもなんでもないモンスターの巣に殴り込みをかけて、一族根絶やしの殺戮を行い家宝や生活品などを略奪し、あろうことかその宝の分配でマジ喧嘩になり、当時ゲームマスターをやってた友達の兄貴にマジ切れされたことは良い思い出。

しかし、ドラクエで他人の家の引き出しを漁ることや、お店の商品を盗むことになんの抵抗も罪悪感も無い、イノセントな僕らには衝撃的なことでした。(あの頃の日曜の朝少年野球、昼友達とTRPG、夜ファミコンのコンボは最強でした)

コンピューターゲームではひたすらモンスター倒せば経験ポイントが入るが、そのTRPGではいかにキャラクターを演じるかでもポイントが入ったので、今思えば演じるということを初めて意識した遊びだったのかもしれない。

「LOST!? 〜冒険者たち〜」でも少し話題に出てきますが、本編ではやたら自由、自由と言っててテーマでもあったわけですが人間、まず自由になるには大抵の場合、まず親から自立します。

そこでアイリスこと香奈ちゃんのように親と対立する場合も出てくるんですが、例え自立しても社会に出るとどーしても演技してかなきゃやっていけないわけで、演技してる以上、なかなか人間って自由になれんなー、ガキの頃にやったTRPGのように、傍若無人になれんなーなんて思いまして、ラストはせめてゲームキャラだけでもどこかに向かって自由に、思いっきり走ってほしいなと思って稽古してました。

話がとても長くなりましたが、ともかくこの一年、やっぱり長かったようで、こうして総括みたいなことをしないと、次にいけない自分がいたりします。

一年かけて…もっとやれた、もっと、こう、直せた、良くできた、などと最近は思うばかり。

「LOST!?〜」の本番が終わって一か月。

もう次に気持ちをシフトしなければ。

とにもかくにもあの、消失どころか、世の中が喪失してしまったあの時に、お付き合いいただいたキャスト、スタッフ、そしてお客様には、感謝の言葉しかありません。


本当にありがとうございました!!



ゲームブック(おまけ):

読み手の選択で展開が変わっていくゲーム風の小説。

(例)廃墟の中に入ると、君の目の前に赤いドアがある。

入る。→72ページへ

入らない。→54ページへ

72ページ

ドアを開けると突然、バックドラフトが起き、死亡。END

54ページ

せっかくだからやっぱり入ることしたぜ!→72ページへ

…こんな感じでアドベンチャーゲームのように展開する。

国内のは比較的優しい感じで、洋物は本当にどっちの分岐点を行っても死亡みたいな、ハードモードな仕様も結構あった。

絵柄や設定が個性的で変わってる、洋物のゲームブックが好きだったが、だいたいいつの間にかページを間違えて進んで、つじつまの合わない展開になってラストまでちゃんと遊べないことがよくあった。

国内のは「ドルアーガの塔」なんかが好きで頑張ったが、これもだいたい積んで(立ちいかなくなる)フェードアウトだった…。

魔法について(おまけ):

本場のRPGゲーム事情には当初、宗教上の問題なんかもあったみたいで、魔法は神や悪魔の域の技なので制限が強かったり、プレイヤーの立ち振る舞いに関係するアライメント(性格)も、場合によっては問題に抵触したりしたらしいです。

あんまりそういう背景は日本では関係ないようで、D&D(老舗RPGゲーム)に書かれてた注釈なんかは国内版ではカットされてたりしたそうです。

まあ、キリスト教自体が、かなりの地域の神様を邪教にして潰していった経歴がありますから…。

ちなみに北欧神話の神もキリスト教に迫害された神様達で、森に棲む魔女とか、荒地に潜む悪魔というのは、かつては地元の人達の住む地域の中心に祭られていた神様達の、十字軍に追われたなれの果ての姿、なんて見方もあるようです。

割と最近の話ですが実際、北欧で発祥したブラックメタル・バンドの中には自分達のルーツ、信仰はキリスト教ではなく、異端とされた悪魔(北欧神話の神様含む)だと主張して、十字架を破壊して教会を燃やしたり、殺人事件を起こしたりして、どんどん過激なサタニズムに傾倒していった例なんかもあります。


横井軍平さん(おまけ):

冒頭の方で、佐々木とジェットのセリフの掛け合いの中で出てきた名前で、ゲームウォッチ、ファミコンの産みの親です!

バーチャル・ボーイとか、観てる人(出てる人も)の大半が知らないとかまあ…他にも色々ありますが、リスペクトの意味でお名前を舞台で出させていただきました!!

ほとんど自分と廣瀬君の趣味の域のようなところもありましたが…この長かった用語解説の締めにはピッタリの方だと思います。

天国で、今の状況をどんな風に感じてらっしゃるのでしょうか…。


さて、これでホントに用語解説も終わり、いよいよ9月の舞台「DAYDREAMER(仮)」の台本執筆にホントにホントにホントに、かからなければなりません。

しかし9月…電気とか、どうなるんだろう…。

2011年04月28日

芝居中の用語解説6!

いや、また一週間がサクッと経っちまいやがりました。

全然終わる気配の無い用語解説ですが、ともかく終わるまでやります。


えーん、もう次の台本書かなきゃいけないのにー。

祭り:

不謹慎な発言などからブログが炎上し、大手掲示板などで祭り上げられること。

これだけネット社会が発達しても、不用意な発言や行為は後を絶たず、今はツィッターなんか(一昔前はミクシィ)での発言から炎上する事例が多いようです。(フィギュアGP7位だった真央ちゃんへの、ラサール〇井さんの発言など)

無名ながらネットに顔を出してる身としては、いつかそんなことになったらどうしょうという不安もありますが…まあ、最近はそんなに時事ネタに絡みませんし…。

「ユグドラシル」サービス終了間際にやってきた佐々木が何故か祭り上げられ、娘探しがゲームの最後の一大イベントになる、という構想は当初からあって、割とアイディアとしてはうまくいったと自画自賛。


ダンジョン:

地下迷宮、地下迷路のことで、老舗RPGゲームのD&Dはダンジョンズ&ドラゴンズの略で、そのものズバリ、迷宮と竜。

RPGゲームを語る、または遊ぶ上では欠かせない要素の一つですが、やっぱり地下で迷路ってのが暗い印象を与えます。

今回の芝居も娘を探す冒険に出た佐々木が、とあるダンジョンで仲間とレベルアップしている描写が出てきますが、やっぱRPGゲームなんだしという気持ちで書きました。

リッチ風の骸骨モンスターを倒した後、もっとマニアックなゲームの話をしてた稿もあったのですが、世間話に変更。

当初は長いと思われたのが、蓋を開けてみると割と前半部分の流れはゲーム好きのお客さんにはウケが良かった。

ちなみにRPGゲームではないのですが、小学校の頃に遊んだファミコンゲームに「ポートピア連続殺人事件」というゲームがありまして、最後の方に「ウィザードリィー」のような3Dダンジョンが出てくるんですが(ガキなので、攻略本かなんかの地図を見ながらでも迷う)、別にモンスターが出てきたりするわけじゃないのに、一人で遊んでてめちゃくちゃ怖かったです。

魔法やたいまつが切れると真っ暗になっちゃう、ドラクエ1の迷路も怖くて苦手でした。

まあ、すぐに好きになるんですが…。


イベントモンスター(ヨルブンガンド):

レアアイテムなどを落とす特別なモンスターで、お目にかかるには条件があったりとか、ほとんど倒すのは無理なほど強いとか、ゲームによって扱いは様々。

「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」を上演するにあたって、2009年のトゥルースシェル第一回公演が終わった後にさっそく舞台監督の和方君に相談したのが、このイベントモンスターのドラゴンだった。

当初は登場人物が全員出てくる大規模なシーンを想定していて(居合わせた佐々木は偶然、レアアイテムをゲットする流れだった)、イントレにつけたハリボテでもなんでもいいから、ともかくでっかいドラゴンを舞台に出して、それに向かって皆で弓矢や魔法の変わりに打ち上げ花火を連射するような派手な演出をなんとかできないかと考えていましたが、当然のことながらNG。

それでもファンタジーRPGの世界をやるんだから(それこそダンジョンズ&ドラゴンズのドラゴンなんだから)、どーしたらドラゴンと闘うニュアンスになるか考えに考えた結果が…あの舞台裏での戦闘となった。

照明さんと音響さんが相当(特に音響の三木さん)フォローしてくれまして、なかなかシュールな雰囲気ながら愛着のあるシーンとなりました。

ドラゴンは尻尾だけでもいいから出したかった…。

ちなみに劇中に出てくるヨルブンガンドは、北欧神話のラグナロクに出てくる全てを飲み込むほど大きい大蛇で、厳密にはドラゴンではないのですが、最後のイベントモンスターだし、無理やり北欧神話に結び付けてみました。

エルフ達が崇めてた聖なる銀竜ファブニルも結構適当な後付で、もともと北欧神話ではあるドワーフが変身する竜で、しかもシグルズに退治されちゃうということで設定としてはかなりアバウト。

ちなみにファブニルはファフニール、ファフナーとも発音するそうで、「蒼穹のファフナー」というアニメにも使われてるそうです。

しかし、抽選でイベントモンスターと戦うなんて「ユグドラシル」だけだろうな。

ドラゴン戦を諦めようと思った時はレアアイテムゲットをガチャ(その名の通りガチャガチャで、換金された実質現金を突っ込んで、運と根気と財力でレアアイテムを引き当てる)でゲットさせようかとも考えたのだが、あまりに臨場感の無いシーンになるということで却下。

今ならそれはそれで、佐々木がン十万、あるいは百何万円くらい現金を突っ込んで、やっとミク非女と交渉できるアイテムをゲットするっていう流れも、ありと言えばありだな。

サブキャラ:

一人のプレイヤーが複数のキャラクターを持っている場合に使う言葉で、劇中でもああああがトールで出てくるシーンで使われた。

この一人のプレイヤーが複数のキャラを操る設定は初期の台本ではよく使われていて、ビックマグナム黒岩先生が自分のキャラを回収するために、シグルズとセカンドキャラ(酵素パワーのザブとか、やっぱりフザけた名前だった)でエルフの森に出かけたり、台本を立ち上げる前のプロットの段階では、娘の香奈も最初はサブキャラで佐々木の前に現れて行動を見守ったりとか、劇場アニメの「イノセンス」の少佐の登場の仕方に感銘を受けて、最後は別のキャラに香奈が降臨して、佐々木と共闘するとか色々アイディアはあったけど、話が解り辛くなるので全て却下。

今思うと、フレイの設定の前フリにやっぱり前半のどこかで一発説明しとけば良かったかなとも思ったけどともかくこの芝居、説明しだすとキリが無いのでどこまでお客さん達に設定を説明するか悩んで、また指摘の多い部分でもありました。


…また結構かかってしまった。

遅筆なので、そろそろ9月の台本にかからないと本当にヤバい…。

芝居中の用語解説5!

最終更新から二週間近く経ってしまいました。

HPのアクセス解析を見たら、一時落ち込んだアクセス数がまた増えだしたので、やりかけの用語解説をやっつけてしまおうかと久しぶりに記事を書きます。

あ、ちなみに26日で36歳になっちゃいました。(もしやそれでアクセス数が増えたのか!?…ないか…)

来年からは少し落ち着いた、しっとりしたお芝居を創れたらな、なんて思ってます。

まあ、来年芝居やってるかは判りませんが。

…あんまりこういうこと言ってると、やめるやめる詐欺になるのでやめましょう。

さあ、気を取り直して用語解説の続きです。


GMコール:

ゲーム運営側のGM(ゲームマスター)を呼び出す行為ですね。

ゲームプレイ中に違法行為やハラスメント行為(人を不快にする行為や発言)なんかを確認した場合に運営を呼び出したりするそうですが、ゲームによっては説教部屋のような空間に移動させられて注意を受けたり、悪質な行為が発覚した場合は、アカBANと言ってアカウントを削除される場合もあるそうです。

物語中ではGMがヒロイン香奈ちゃんと交際しているという、普通で考えるとちょっと不謹慎な設定でしたが、ありえ無いことは無いようです。

それよりも運営側が一般プレイヤーに化けて、(プレイ時間を長引かせたりなどの目的で)プレイヤーのプレイを妨害するといった風評(被害妄想?)なんかもあるようで、中身が誰だか判らない、というのはやっぱりちょっと怖いものがあります。


ポーション(ハイポ)、エリクサー、3k:

ポーションは薬瓶です。

赤かったり青かったりします。

いやー、僕も企画を進めている時や稽古中は、顔色が赤くなったり青くなったりしたなぁ…。(遠い目)

飲むとHPなりMPが回復するドリンク剤。

一般的に赤がHPで、青がMP、スタミナが回復したりします。

しかし、他にも飲むとパワーアップしたり、素早くなったり、頭が良くなったりするものもあるので、ファンタジー世界の住人はドーピングしまくりですね。

劇中でもセリフで出てきたハイポは、ハイポーションというポーションよりランクの高いものの略語。

エリクサーとは万能薬のことで、語源はラテン語でしょうか?

ファンタジーゲームの常連アイテムで、神話でもよく出てきます。

飲むとHP、MP、スタミナ全回復という、過労気味のお父さんにも是非、飲ませてあげたい魔法の一品です。

ロキがよく口にしてた3kとか5kの‘k’は、キロの略で、1000の値を示します。

つまり、3kだったら3000、5kだったら5000。

これが3mとかだと、‘m’はメートルではなく、メガの略で10000、3mは30000ですね。

‘g’はギガ、‘t’はテラですね。

リアルでも使う人がいるみたいです。


アカウント、ID:

ゲームでなくてもネットを使う場合に一般的に扱われる、個人情報ですね。

コンピューターやネットワークにアクセスするための権利、だそうです。

ロキが佐々木に対してやっていたように、ネットゲームの世界では高レベルキャラなどのアカウントも高額の売り物になります。

かくして佐々木は、ロキから買った神の領域レベルのキャラ、バルドルとなり娘を探す最後の賭けに出るのでした。


ログ(ログイン、ログアウト):

コンピューターやネットワークに介入することで、認証が必要な場合がほとんどです。

今回は客席の花道から入場してくるキャラクターがログイン、退場していくキャラがログアウト、というような形にしてみました。

結構多用したので、客席の脇を使う場合も結構ありましたが…。

物語の最後、ゲームキャラクター達は客席に向かって消えていきます。

台本では最後、ト書きにやがて冒険者たち、彼方に向かってどこまでも駆けて行く。どこまでも…≠ニ書きました。

地べたに這いつくばって生きなきゃいけないリアルの僕らとは対照的に、あのゲームキャラ達だけは軽やかに、自由にどこか次のステージに向かって駆けて行ってほしい、という思いで書きました。

それは夢や理想を追い求めて駆けて行く人達にも言えて、例え自分は夢破れ倒れても、仲間達にはどこまでも芝居の道を駆けて行ってほしいなという気持ちもありました。

それだけ自分のキャリアに危機感を持ってたのと、震災があった時に本気でゲームオーバーなのかな、と思ったからです。


メシウマ:

ネットスラングで、メシがうまいの略語。

他人の不幸でメシがうまい、みたいなニュアンスで使われるようです。

基本、ネット用語をリアルで使うと引かれますね。


パッチ、バージョンアップ:

ネットゲームもプログラムで構築されたシステムなので、不具合なんかが出たりします。

パッチとはつぎあてやあて布という意味で、その都度プログラムを足したりして修正するんですね。

バージョンアップはよりプログラムやシステムを快適にするものでしょうか。


はっきり言って、自分はコンピューターに疎いのに、何を解説してるんだと用語解説も最終章を迎えてきたのに思い出してきちゃいました。

次の更新で、ようやくこの誰が読んでいるともわからない、長かった解説集も終わります。

2011年04月15日

芝居中の用語解説4!

まだやりますよ!

てかほとんど思い出話のレベルに突入してますね!!


ファンクション・キー(ショートカット):

パソコンのキーボードの上にあるF1からF12までのボタンで、ゲームのキャラクターが何らかの行動や仕草をする時にショートカットできるイメージで設定につけました。

稽古中からキャストが悪ノリして使いまくるようになり、ちょっと困った設定。

てか本当、今回の舞台、なかなか熱い感じには仕上がりましたが、基本皆、モニターとキーボードの前で行われてることなんだよなぁ。

まあ、台本書いてる時から思ってましたが、想像するとなかなか各シーン、微笑ましいです。

しかし、ネットの匿名性、仮想世界の虚構性を演劇の虚構性に見立てて、それをどれだけ僕らが超えられるというのは一つの試みでもあったので、それを受け入れてくれたお客さんが多かったのは救いでした。

これはお客さんによってはドン引きする人もいるかも、とか、自分のお客さんは絶対楽しめる! とか稽古中もよくそんな話をしてました。

楽しい舞台になったのだったら本当に幸いです。

もともとは、もうゲームを卒業しなきゃいけない自分がいて(やる余裕が本当に無い)、ファミコン時代のこととか思い出して、今はちょっと斜陽だけども、ゲーム産業が日本を代表する立派なコンテンツの一つになったことに対するオマージュと言ったら大げさですが、ラブレターのような芝居でした。

それに多くの人がノッてくれたのは嬉しい限りです。

本当に特別な芝居で、こういう特殊な話もこれからはなかなかやらないと思います。


エルフ(ドワーフ、ノーム、ホークマンなど)、エルフ語:

日本語で亜人間、と言いますか。

「ロード・オブ・ザ・リング」などですっかりお馴染みとなりました。

耳の尖った美しいエルフにずんぐりむっくり髭もじゃのドワーフ、そして可愛いノームに翼の生えたホークマン…。

今回は耳をつけてもらったエルフと、羽をつけてもらったジェットのホークマンが印象的でした。

と言うか台本では一応、ああああはドワーフで、アルプスの少女ハイジンはノームだったのですが、ほとんどその設定は稽古中に捨ててました。

そんなたくさんやりきれんし、ああああの榎木は若い結構なイケメンだったし、ハイジンの彩ちゃんは…なんか妖精っぽいから大丈夫だぁ! てな感じです。

ジェットのホークマンは種族としてマイナーではありますが、「タクティクス・オーガ」など有名なゲームなんかにもちゃんと出てます。

この役の由来も話せば長くなりますが、当初は某ゲームからまんま、竜騎士で考えていました。

しかしそれじゃ空を飛べるキャクターとは分かり辛いので、羽をつけたホークマンとなりました。

とりあえずここまで。

そしてエルフ!

今回の芝居ではコミュニティの独自のスタイルとして、エルフはエルフ語のみを喋っている設定ですが、カリスマリーダーのフレイがいないせいか、統率は決して取れていません。

マグニはほとんど最初だけでほとんどエルフ語を喋りませんし。

このエルフ語をどこまでやるかも当初、座組内で問い合わせが多かったです。

第一稿ではエルフ語の量が相当多かったのが、本番にはかなり日本語に直されました。

実は「ロード・オブ・ザ・リング」こと「指輪物語」の作者、J・R・R・トールキンは人工言語として体系化されたエルフ語を作っておられてまして、相当それを参考にしました。

と言うより、全部本家のエルフ語で本当はやりたかったのですが…無理だったなぁ…。

例えばオルファスはエルフという意味で、フレイがエルフハイムに帰還して仲間を鼓舞するセリフの最後はまんま「指輪物語」のエルフ語です。


アドス クアルス、スラーフィン オルファス!(我等エルフに、栄光と、祝福あれ)

その他のエルフ語なんですが、実は昔ハマったPCゲームに「バルターズゲート」という洋ゲー(外国産ゲーム)がありまして、こちらもD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)という映画にもなったコンピューターゲームが発達する前の、歴史あるゲームをシステムとして採用してるのですが、そこからもかなり拝借させていただきました。

よくエルフ達が言ってたジャルーク≠ヘ雄犬とかそういう、男を卑下した侮蔑の言葉です。

シグルズも気づいた通り、リヴィル≠ヘ人間。

アルーペ≠煬中で解説された通り、さよなら、とかあばよとか。

イドゥンが捕虜になったシグルズに言うセリフも個人的に気に入ってます。

アルーペ、オロス プリン ドス…。(さよならだ、闇が速やかにお前を奪うように)

これらは実は全部、AD&Dのフォーゴトンレルムというシリーズのダークエルフ語で、あまりにそのゲーム中に出てくる言葉が素敵なのでかなり使ってしまいました。

もともとフレイヤとシグルズは、ダークエルフと騎士の恋物語として考えていたのです。

フレイヤがシグルズとの別れのシーンで言うセリフもこんな感じ。

アルーペ、ウスト ミルスト アルドリン。(さようなら、私の頼れる守り人よ)

こうしてフレイヤとシグルズは、しっかりと「ユグドラシル」の中でロールプレイをしつくし、退場していきます。

実際、某有名オンラインファンタジーゲームの運営側だった僕の友達に言わせると、こんな綺麗事があるかっちゅー世界ですが、それはそのままお芝居にも言えることのような気がします。

結局、「セカンドライフ」を見ても思いますが、ネットの仮想世界も演劇も非日常。

嘘だとわかっていても、ドラマが大きく飛翔するのは今回の狙いでもあり、たまには良いじゃないですか、というやつです。

その友達も最終的には、今までで一番おもしろいと言ってくれました。

僕のお芝居をかれこれ20年近く見ている、学生時代からの友達です。


僕はよく、お芝居を料理に例えますが、たまの外食なんだから、香辛料が効いてたり、多少油っぽくっても、普段、日常では食べないようなものを劇場にお越しいただいた客様にはお出ししたいな、なんて思ってました。

確かに相性もありますが、喜んでくれたお客様が多かったのは喜ばしいことですし、自信にもなりました。

しかし、お陰様でこのページのアクセス解析を見ると、お越しくださる方が昔に比べてかなり上がったのですが、如何せん、フラッシュを使った本チャンのトップページの方をスルーして、インデックスの方から来られる方が多くて寂しいです。

あのトップの写真ももうそろそろ変えたいな…管理人に思いっきり加工されちゃってるし…。

凄い長文となってしまいました。

また日を空けてやりたいと思います!

芝居中の用語解説3!

「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」、引き続き芝居内で使ったゲーム用語なんかをマッタリ解説していきたいと思います。

もー、これが終わったらしばらくブログ更新しない。

RMT:

リアル・マネー・トレードの略で、現金でアイテムやキャラのアカウントなどの売買をする違法行為。

と、言いながら実情は野放し?

ほとんどのゲームで外国人や業者などが深く関わってしまっているので、実際は取締りきれないのが現実のようです。

それでも去年まで、これは詐欺ですが不正アクセスで国内で何千万と荒稼ぎした青年グループや、ゲーム内通貨を偽造して何千万と稼いだGM(なんと運営側の人間!)、1億円以上稼いだ留学生などが逮捕されたニュースを見ると、洒落にならないものを感じます。

プレイヤーさんの方も、キャラやアイテムに一月で100万以上注ぎ込んだ方がいたりと狂っております。

劇中ではロキが佐々木にRMTを進めますが、個人間のトレードなら案外早くからRMTして、バルドルになっちゃった方が話が早かったかもしれません。

まあ、マギさんの言うとおり、それでは娘の香奈は呆れて無視をきめこんだでしょうが。

実名の佐々木駿夫でエルフハイムまで足を運んだから、香奈が操るアイリスは、父親にまた逢おうと思ったのかもしれません。

きっとそうに違いないです。

実は「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」の第一稿には、ボット(プログラムによって無人で動くキャラクター)なんかも出てきて、さらに一般の人には分かり辛い内容でした。

当初の狙いは、どのキャラクターの中身が娘か判らない、と言ったコンセプトもありました。

まあ、早々にボツになって今の形になったのですが…。

友達に誘われて他のネットゲームも遊んだことがあったのですが、そのゲームはRMTもさることながら、チート(違法改造)が横行してて、やっぱり飽きてすぐに辞めてしまいました。

でも、その時に今の嫁さんと交代で一つのキャラを遊んだり、二人の持ちキャラを交換して遊んだ経験が、フレイヤとフレイ、ジェットとブリュンヒルデの夫婦プレイにアイディアが繋がったんだと思います。


パーティー、ギルド(リーダー):

ネットゲームの醍醐味!

友人やゲーム内で知り合った人と一緒にゲーム内で冒険できる!

ゲームがここまでになるとは小学生の頃、予想できませんでした。

こんなもん、学生の時に知っちゃったら大変なことになってたでしょうね。

パーティーとは、だいたい5人前後の小規模な団体でゲームをプレイする時の形態で、ギルドほど拘束力は無い…はずですが、とあるゲームでは抜けるタイミングを失うと、明日も仕事があるのに夜中引きづり廻されたりすることもあるようで、侮れません。

自分がやってた時は、例えゲームのキャラクターでも知らない人に声をかけるのには、街でナンパするくらいの勇気がいりました。(俺、こんな低レベルで、貧弱装備で恥ずかしくないかなとか…)

てか、普通にリアルで顔が見える人に声かける方が全然楽なんですが…。

初めて先輩に進められてやったゲームは、まだジャパンサーバーが立ち上がったばかりだったのと、人が少なかったので交流が比較的楽だったんですよね。

だから短期間でも色々な質問したりして、というかゲームの方がシビア過ぎてチャットばっかやってました。

だからまったく知らない人とパーティーを組んだことはほとんど無かったです。

ギルドとは、もともとは組合という意味合いで、プレイヤーでチームを作るんですね。

ゲームではクラン、という呼び方もありまして、なんらかの手続きを踏んで所属する場合が多いです。

これも参加するとなかなか足抜けできなかったり、仲間内の人間関係(恋愛沙汰なんかは悲惨なことになるそうです)で大変な苦労をすることになったりと、揉めると散々です。

好きになってしまったキャラの中身が、実は同性だったとかいう話なんかはよく聞きました。

きっと集団戦の戦争なんかはとても楽しいんでしょうが、ゲーム内でも人間に疲れてしまうのは絶対嫌ですね。

ネタかもしれませんが、所属条件がそこらの大学や企業よりも厳しいギルドがあったりして目が廻ります。

年収700万以上で一日12時間以上ゲームに費やせる(どんな仕事をやっておられるのか!?)とか、4か国語を喋れるとか…芝居内でネタで使いたかったのですが、さすがに本当にネタ臭いのと真贋を確認できなかったのでボツ。

だいたいただでさえ集団が苦手なところがあるんで、僕には無理です。

人間は好きなんですけどね…。

いくら野球が好きでも、草野球で一日12時間以上の拘束が毎日とか気が狂いますよ。

劇団だったら経験があるのでなんとなく想像できます。

ええ、気が狂うと思います。

座内恋愛禁止のところなんかもありますね。

まあ、禁止してもアレなんですけどもね。


PK:

プレイヤー・キルの略で、モンスターでもないのに他のプレイヤーのキャラクターが自分を襲ってきます。

プレイヤー・キルです。

僕が始めた時は、PKに関してなんの処置も取られてなく、いきなり辻斬りに遭うのはしょっちゅうでした。

というか、強さのはっきりしてるモンスターより、最初はゲーム内で人間に遭う方が怖かったりしました。

そのうち慣れて、というかレベル上げをあきらめて、積極的に人に話しかけ、時には切られにも行ったのですが、当初は外人が多くてマジうんざりでした。

PKされるだけならともかく、外国語で罵詈雑言を浴びせられるとかどんだけマゾプレイなんだよと。

強くなって見返せるようになったり、掲示板なんかでプレイヤーを特定できたりすると新しい遊びの発見となるのでしょうが、マナーの舗装がされてないのも結局ハマれなかった一要因でした。

整備された今のゲームの話を聞くと、その混沌がかえって魅力的ではありますが。

だって、とあるハンゲー(ゲームサイト)にあったゲーム(やはりプレイヤーのハラスメント発言で速攻辞めた)もそうだったんですが、まずゲームスタートして驚かされるのが、いきなり野っ原に立たされてたことですよ。

BGMとかもない、うっすら寒い風の環境音なんかがドォーッとか言ってるし…。

二つのゲームでこれを経験したんですが、本当に生まれたての仔馬みたいな状態です。

なんで町とか村からスタートじゃないのん? と思ったもんです。

んで、凶悪なゲームだとモンスターより、いや、光より速くプレイヤーの操るキャラが近づいてきてPK。

笑えます。

この文書いてて解ってきたんですが、やっぱネットゲーには憧れは凄くありましたが、自分には合わなかったなってことです。

知り合いなんかはゲーム内で仲間を作って、お芝居に呼んだりして羨ましかったですが…。


…結局、振り返ってみると、僕はゲームが好きでネットゲームも凄く憧れがあったんですが、やっぱり捨てきれなかったんだと思います。

それはリアルの人生というか、お芝居だったんだと思います。

よく、自分は密かに、お芝居するのは冒険だなぁと思ってました。

だから座組は旅の仲間で、僕は芝居の冒険の方が好きだったんだと思います。

どんどん書いてることが臭くなってきてます。

まだまだ、続けますよ!

芝居中の用語解説2!

「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」、芝居内で使ったゲーム用語なんかをマッタリ解説していきたいと思います。


廃人、廃神:

人間が生命活動を維持できる、ほぼギリギリの睡眠時間と栄養補給でもってゲームをプレイし続ける依存者、というべきでしょうか?

ネットゲームのために人生を捨ててるのが廃人≠ナ、人間やめてるのが廃神≠ネどと言われているそうです。

人の人生として、生き様≠ノ近いものを感じます。

遊びじゃねえんだよ!! 的な…。

今回の芝居では到底伝わりませんが、4畳半の部屋に宅配ピザなどのゴミと衣類、黒ずんだ布団と害虫駆除剤に囲まれてプレイしている猛者もいるようで、ネットカフェを溜り場にしていたアンナさん率いるエルフの方々は、相当マシな人達だった感じです。

ヒロインの香奈ちゃんも、最初に声をかけてくれた人によっては、どーなってたか分からん世界ですな。

実際に10年ほど前、あるゲームの廃人さんにバイトであったのが今回の芝居の原点でもありました。

その方は女性だったのですが、男性キャラを操っていてそのゲーム内ではかなりの‘顔役’だったと思います。

何気にミク非女のモデルになった方で、本当はバイトしなくても生活できる方なのに、パソコンに詳しいのと、接客が趣味みたいなところがあったようです。(バイトはとあるPCソフトのカスタマーでした)

その先輩にはお芝居を観に来ていただいたり、焼肉おごってもらったりして結構よくしてもらったのですが、まだネット回線がダイアルアップの時代に、僕にはネットゲームは敷居が高すぎました。

テレホーダイなんかやっちゃったら、そのまま夜の住人になって芝居どころじゃなかっただろうな…。

ちなみに当時紹介されたゲームもめちゃくちゃシビアなもので、ゲーム好きの僕でも結局三日ほどで引退しました。

しかし、あの世界のことは…忘れられません。


ファイナル・ファンタジー、ドラクエ、ゼルダの伝説など:

日本の超メジャーゲーム群。

やっぱり小学校の頃の思い出は鮮烈です。

BGM聞くだけで胸が郷愁に満ちてしまいます。

今回の芝居でも、数々のネタやシーンなどでその存在を感じられます。

ディスクシステムが買ってもらえず、ゲームブック(古! これにも解説が必要ですね)でやった気になっていた「ゼルダの伝説」、3までが神ゲーな口のドラクエシリーズ(2、3と並んで買えた時の感動…遊び倒した…)、そしてセンセーショナルだったファイナル・ファンタジー・シリーズ…。

いまだに視力が両目とも1.2以上あるのが信じられないくらい、当時はファミコンやってました。

いや、結構外でも遊んでましたが、ゲームして野球して…あの小学校の頃って、今思うと最強でした。

バブル弾けてなかったしなぁ…。

もうちょっと大きくなると、今度はゲーセンでの思い出がてんこ盛り…次いきましょう。


HP、MP、スタミナ:

HP(ヒット・ポイント)は体力、ヒットと言うくらいですから、切り傷や打撃なんかからくるダメージを数値化した値だと思います。

リアルの殺し合いではいきなり首を切られたり、急所をやられたりなどの問答無用な展開があると思いますが、ゲームにしたら立ち行かなくなるので数字化されたんでしょうね。(ゲームでも容赦無いクリティカル・ヒットはあるにはありますが)

ゼロになったらゲームキャラクターは死にます。

MPは精神力?

うーん。

魔法使いなどの魔法を使うキャラクターに関係してまして、魔法を使えば使うほど消費していきます。

これも、ファンタジー世界がコンピューター・ゲ−ム化された時に判り易く数値化された概念で、もともとの本格的なファンタジーでは様々な段取り(触媒や契約、時には生贄など…)が必要で、ゲーム世界ほど安易なものでは無かったようです。

そしてスタミナ。

割と最近の発想のようで、主に戦闘などで消費するHPとは別に、走ったり泳いだり、重いものを持ったりする時に関係する値のようです。

採用している一番メジャーなゲームは僕の中では「モンスター・ハンター」で、スタミナが減るとお腹が減るのでモンスターから狩ったお肉を焼いて食べたりします。

台本には書いてなかったのですが、今回も主人公達が冒険している最中に、お肉を焼いてキャンプファイヤーみたいにしている場面をつくりました。

…というか、ここらへんは今更説明不要なところがありますね…。

さすがにスタミナ値は普通のお客さんに伝わり辛いかとも思いましたが、そうでも無かったようで改めてモンハン(モンスター・ハンター)ユーザーの多さにビックリです。

ともかく、今回は観る人によって結構印象の変わるお芝居だったのではないでしょうか。

終わった後でなんですが、自分でもよくやったなと思います。


アイテム、レアアイテム:

ゲーム内の冒険で手に入るお宝や武器、装備ですね。

レアアイテムは入手し辛いものを指しますが、結論からすると廃人を作り出してしまう最大要因だと思います。

なんせ、ネットゲーム内で苦労して手に入れたレアアイテムは自慢できるし、高額で売れますからね。

手に入れるのにプレイ時間一年以上(日数では無いですよ)を費やすものもあり、そりゃ問題にもなります。

僕が初めてネットゲームに触れた時には、すでにゲーム内でアイテムやゲーム内通貨を売買する怪しい業者がいたり、イギリスでは刃傷沙汰で殺人まで起こっていました。

そりゃ中国や韓国では法規制がされますな。

僕はてっきり、日本でも本番までには法整備が成されるものだとばかり思っていました。

有名オンラインゲームのF・F11も、サービスが終わるなんて言われながらまだやってますし。(まあ、14絡みで色々あるのかもしれませんが)


リア充:

リアル、現実生活が充実している人間へのネット世界での蔑称。

別にゲームで無くてもネットではよく目にします。

しかし、今や一体何をもってリア充と呼べるのか、よくわからん世界です。

これだけ恵まれた日本なのに、リア充が決して多くはないというのはどうしたことでしょう。

とりあえず、自分は芝居してる時は充実してます。

あんな大変なのに…変態だと思います…。


チャット(シャウト、オープン、ウィスパー):

ゲーム内の会話で使うチャット形態です。

一般的にはかなり細分化されてるゲームばかりなのですが、今回の芝居ではザックリ三つに分けました。

シャウトチャットはゲーム世界(というかそのサーバー内)全てに聞こえるセリフ。

オープンチャットはその画面内のみに聞こえる(見える?)セリフ。

ウィスパーはヒソヒソ話で、指定した人にしか聞こえないセリフ。

ギルドチャットとかパーティーチャットとか、スカイプで直接生声でやり取りしたりとか、たくさんあります。

まあ、今回の「ユグドラシル」は基本無料のブラウザゲームをイメージして書きましたので、ザックリです。

が、演技に関してはもう少し丁寧にやっても良かったなと今は思います。

色々あって、振り切ってしまうような形となってしまいました。

ネカフェ:

ネットカフェの略。

お隣韓国ではすでにインフラ整備の一環で、かなりの店舗があるようです。

実はあまり行ったことがないのですが、物語ではエルフハイムのリーダー・フレイヤことアンナさん率いるエルフのプレイヤー達が根城にしていたようです。

台本を直している時に、入店時にIDを提示するよう法律が変わる。

香奈は当初、未成年の設定だったのでどうしょうかちょっと考える。

台本を書き出してから、ネットの情勢がどんどん変わっていったのには少し焦りました。

今年になって、ネットゲームをソロ(普通のゲームと一緒で一人)でプレイするのが流行ったり、携帯ゲームの方がシェアを広げたり、エジプトでは革命にインターネットが強く関わったり…。

震災もあって、芝居内でフォローしきれなかったです。


…というか、今この記事にあてているエネルギーを、早く次の芝居の台本に注げよ…という世界になってきました…。

2011年04月14日

「LOST!? 〜冒険者たちへ」、終了!!

おかげさまで、第2回トゥルースシェル・プロデュース公演「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」、無事に千秋楽を終えることができました。

劇場にお越しいただいたお客様、遅ればせながら、この度は誠にありがとうございました!!

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※そして集まってくれた旅の仲間達(スタッフさん含めます!)…この度は楽しい冒険ができました!
 

「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」はなんだかんだで、台本を書き出してから上演するまで一年もかかってしまった舞台でした。

トゥルースシェル第1回公演が一昨年の11月だったので、企画自体には1年半近くもかかってしまい、月曜日(11日)の荷バラシが終わった時は、なんとも言えない解放感と寂しさがありました。

そして11、12日とまたもやの大きな余震…本当に大変な状況での公演だったんだな、と現実に引き戻されました。

やっと公演の片付けの方も終わりが見えてきました。(地震で散乱した本なんかも片付けてなかった)

これまでのことを書き出すとキリがありませんし、今はぼんやりとして言葉が出てこないような状態でもあります。(この記事もなかなか書き出せませんでした)

この一年…本当に長かった…。

まだまだ未熟なところがたくさんある演劇ユニットですが、やれるところまで頑張りたいと今は思っております。

しかし、次の芝居にかかるエネルギーが…。


余震もそうですが、世の収束ムードとは裏腹に福島原発も依然、予断を許さない状況です。

この状況で9月に芝居が打てるのかというのもありますが、予定している演目を今やる意味があるのか色々と考えてしまいます。

舞台、特に今回のような非日常性の強い芝居の場合、終わった後は夢から醒めたような感覚に襲われます。

少し、落ち着いて考える時間も必要だなと思っております。


ともかく皆様、本当にありがとうございました!

そしてお疲れ様でした!!

決して多くは無い金額ですが、義援金も赤十字に収めることができました。

芝居の用語解説は、主要のものをボチボチやっていこうと思っています!!!

2011年04月10日

ついに!

ついに、ついに、トゥルースシェル・プロデュース公演「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」も最終日を迎えます。


本当は今夜、用語解説の続きを書くつもりだったのですが、せっかく書いた記事をまた手違いで消してしまいました!

本当に何をやっているのだ!!

そして滅茶苦茶に眠いので、今夜は落ちさせていただきます!!!

今夜は、せめて稽古場で撮った全体写真をアップして寝ます!!!!

用語解説は公演が終わってからマッタリやろうと考えてます。

ああ…本当に終わってしまうんだなぁ…。

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※この面子で良かったなぁ…。
おそらく、二度とは集まれないメンバーでしょう!


おやすみなさい!!

と言うか、今日も宮城で震度5の揺れ。

いい加減、勘弁してほしい!!!

2011年04月09日

芝居中の用語解説!

昨夜の宮城における強い余震で、キャストメンバーが再び家族と交信不能となる。

もう、もう勘弁してくれと祈る気持ちですが、本日公演マチネとソワレの間で無事に安否を確認できたので、本当にほっとしました。

もう、もう、我々はLOSTするわけにいかない。

熱量も上がってきました。

様々な分野の方々の意見を聞いて、悔しくもあり、嬉しくもあります。

なんとか公演も折り返し地点。

この状況の中、お客様にもなんとかこの公演に参加≠オていただき、しつこいようですが感謝の言葉もありません。

さて、過酷な日々となってしまいましたが、なんとか小分けに「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」、劇中に出てくる専門用語の解説を、やれる限りやっていきたいと思います!



ネットゲーム:

インターネットを使って、他人とゲームを同時に共有、進行できるコンピューター・ゲームの一形態。

10年前、韓国産ゲーム「リネージュ」のベータ版を進められて遊んだ時の衝撃が、今回の舞台の原点です。

最近はネットゲームと言えば、携帯電話で遊ぶソーシャルゲームが主流になっているようです。


LOST(ロスト):

某米テレビドラマのタイトルで有名な通り、‘遭難’ですね。今回はゴルフのロストボールの方のロスト、‘消失’の意味合いが強いです。

古典RPGゲームに「ウィザードリィー」という名作があって、今では考えられないのがこのゲーム、手塩にかけて育てたキャラクターが死んで蘇生に失敗したり、脱出不能の罠にかかるとロスト、消えてしまうんですね。

かく言う小学生の僕も、レアアイテムを持った高レベルのキャラをロストしたことがあります。(正確には友達にデータ入ったままのソフトを貸したらロストされました…許さん…)

今回の舞台「ユグドラシル」にも使われている設定ですが、一般的にはキャラロストするゲームはクソゲー(ダメなゲーム)なんて言われています。


ユグドラシル:

今回の舞台。

チラシイメージにも使われていますが、北欧(オランダ、アイスランド、スウェーデンなど)のバイキング達に信仰されていた北欧神話に出てくる世界樹で、神話世界そのものを指します。

予め終焉が定められた北欧神話では、終末戦争(ラグナロク)によって神々は消滅する運命なのですが、破滅の美学がウケるのか、日本でも数々のゲームやコミックで題材にされてきました。

今回もロキ、フレイヤ、マグニ、イドゥンなど、数々の北欧神話の神の名を冠した登場人物が出てきます。

きっと彼らは、ゲームのサービス開始の頃からユグドラシルで遊んでいる、古参プレイヤーなのでしょう。


以上、とても分量が少ないのですが、ちょこちょこアップしていこうと思ってます!!

2011年03月28日

「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」公演に向けて。

4月7日から4月10日の間に上演が予定されている、第2回トゥルースシェル・プロデュース公演「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」の公演開催を正式に決定致しました。

まず、この度の地震の犠牲になられた方々のご冥福を祈り、被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。

月並みですが、一日も早い復興を願っております。

今、被災地の方々の現実を思うと言葉を失い、演劇公演を今やる意味、意義を考えずにはおられません。

この公演の稽古に入った頃、今ほど舞台が愛しい時も無い、と思いました。

震災の後、こんな時でも舞台表現を追及するのが、僕等の営み≠セともブログに書きました。

そして自分は一年間、この舞台の為に苦心し、公演実現に向けて行動してきました。

が、何を言っても結局のところ、今、公演を行うことは表現者を志そうとする僕のエゴ≠ネのかもしれません。

今回の座組の仲間の中にも、故郷が被災した方々がいます。

何度か話し合いをさせていただきましたが、この公演実現に賛同していただき、共に楽日まで駆け抜けて行く次第です。

その話し合いの中でも出たのですが 、先日、調布市せんがわ劇場に舞台監督と訪れ最終的な打ち合わせを行い、また制作と協議して決定した幾つかの案件を明記したいと思います。



せんがわ劇場のある仙川町は現在、計画停電地域内に入っておりませんが、これから地域内に入った場合、停電時間帯の公演は中止とさせていただきます。

現在、京王線などの都内の交通網は徐々に平常時の運行に戻りだしていますが、不測の事態となった場合、公演を中止する場合が御座います。

また、遠方からのお客様に関しては、直接ご相談をさせてください。

前売り券を購入されたお客様の、交通網のトラブルによるキャンセルなどはチケット代全額返金、あるいは振替ステージのご案内でもって対応させていただきます。


原子力発電所の事故による放射能漏れが深刻化した場合も、公演を中止する場合が御座います。


以上の不測の事態を受けての公演中止の発表は、当HPとせんがわ劇場のHP(http://www.sengawa-gekijo.jp/)で随時、報告させていただきます。

また、前売り券を購入していただいているお客様には、ご連絡がとれる場合、こちらからご連絡いたします。


上演中に強い地震、余震が起こった場合、舞台監督、劇場管理の方の指示に従い、公演を中断します。

公演続行に支障があった場合は、速やかに舞台監督、受付運営の指示に従い、避難します。


事前に公演中止となったステージのチケット代を支払われているお客様には、全額払い戻しを致します。

その際、観劇希望のお客様には別日程の空席状況を見て、振替のステージをご案内させてください。

上演中の公演中止に伴うチケット代返金に関しましては、チケット代3500円中、1500円を返金させていただきます。


また、この度の公演の収益、物販の売上金の一部を、義援金として被災地に送りたいと考えております。



余震が続く現状がありますが、地震大国の我が国で完璧な対応マニュアルを用意することは困難なことです。

また、我々の想定を超えた問題が発生する場合も考えられます。

トゥルースシェル・プロデュース制作部としましては、問題が起きた場合、臨機応変に善処するよう努めたいと思っております。

ご理解とご協力をどうか、お願いいたします。


最後に、このような事態になっても公演についてきてくれるキャスト、スタッフ達には感謝の言葉もありません。

そして、当日来られるお客様にもまた、感謝と、今この芝居をやる真意を是非伝えたいと思っております。

演劇は、限られた時間と場所に観る、観られる人間が集まって、初めて成立する表現です。

今、僕等の置かれている状況で、舞台を観に行くという行為が、今ほど参加する≠ニいう意味合いを強く持つ時も無いのかもしれません。

是非、劇場にお越しいただき、この度の公演に参加≠オていただきたいと願っております。

何卒、よろしくお願い致します!

2011年03月20日

あの日。

先の見えない状況ですが、トゥルースシェル・プロデュース公演「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」、公演に向けての活動を、なんとか再開しております。

これから、当ブログでも公演に向けての活動を再開していきますが、その前に地震のあった11日当日を振り返りたいと思います。


地震のあった当日、当然ながら僕等は稽古場で稽古をしていました。

なかなか収まらない地震の強い揺れに身の危険を感じ、稽古場の前にあるやや広い駐車場の真ん中に避難しました。

表に出ると、空はどんより雲で、駐車場に止まっている車、そしてビル、電線が激しく揺れていて、恐怖を感じました。

これ以上強い揺れが起きたら、理性を保てずパニックを起こすんじゃないかと心配でした。

他の人たちも続々外に出てきて、やはり不安そうな顔だったのが忘れられません。

リアルに日本沈没が想像できて、ゾッとしました。

そして真っ先に思ったのが、家族の安否でした。

東京の被害で何を言ってるんだという感じですが、うちは春先の風でも揺れを感じるような、築年数の結構いったビルの4階。

しっかりとした地震対策をしてなかったので、食器棚、本棚、箪笥、タワータイプのCD、DVDラック、これまたラックに設置したテレビなどが倒れている光景が容易に想像できました。


これまでは非公開にしていましたが、僕には幼い息子がいます。


地震の間はほとんど身動きがとれなかった状態を考えると、妻と息子が何かの下敷きになってしまっている事態が一番不安でした。

結局、家族の無事は夜9時をまわった時点で、やっと繋がった妹の携帯電話で確認がとれました。(僕の使っている携帯は、地震直後から夜中までほとんど使い物にならなかった)

地震の時、家族は外出していたようで、なんとか事なきを得たようです。

しかし、地震発生から家族が無事だと確認が取れるまでの7時間あまりの時間、本当に心細かったです。

あの二度と味わいたくない不安な心持ちを、ずっと被災地の方々が耐えているのかと思うと、所詮、自分は被災地の当事者ではありませんが、胸が張り裂けそうな思いで、筆舌に尽くします。


それから稽古を再開するのですが、またすぐに強い余震があり、稽古を中止することにしました。

それからは皆さん、ご承知の通りです。

電車が止まってしまい帰る手段を失った僕らは、幸いキャストの中の一人がたまたま車で来ていたので、それに乗せてもらい、もう帰れないキャストを僕の家の車で送るべく、僕の家に向っていただきました。

もちろん、車に乗りきれず、なんとか歩いて帰れるキャスト達は、何時間も歩いて帰りました。

そしてあの渋滞。

まったく動かない車の列、強引にその列に割り込んでくる車に対する怒号、罵声、意味のよく分からない奇声、そして、車のカーテレビから続々流れてくる、深刻なニュース…。

深夜になっても車の渋滞は続き、その日帰れなくなった全キャストを家に送って自宅に帰ってきた時は、夜が明けて空は明るくなりだしてました。


それでも、車の中では、この公演の抱負を話し合ったり、稽古している場面や役の話をしたり、眠気を覚ますためにしりとりをしたり、音楽を流して皆で歌ったりしました。

ちょっとしたお泊り会のような雰囲気があったかもしれません。

何せ一晩中、一部のキャスト同士はあの不安を共有したのですから。

しかし、自宅に帰って改めてニュースを見て、疲れもあったのか愕然としてしまいました。

夕方くらいの段階での被害者の数が、蓋を開けてみると未曽有の状況となっていたからです。

戦慄したのを憶えてます。

同時に、芝居どころでは無くなってしまったのか、と思いました。


そして、今に至ります。

稽古、および公演に向けて、カンパニーは再始動しました。

僕が感動した芝居の一つに、こんなテーマの物語があります。

それは、世界の終焉に際しても、人は、‘人間の営み’を最後まで守り、継続する、というテーマの物語でした。

例えどんな状況下でも、人は人として理性を失わず、動物のように取り乱しパニックを起こさず、冷静であろうとするのは、ひとえに‘人間の営み’を続けようとするからです。

こんなことを言うのはおこがましいのですが、被災地の方々が理性を失わず、ひたすら現状に耐え、例えば物資の配給などで列を乱さないのは、それが秩序を守る‘人間の営み’だからだと解釈できます。

緊迫した状況でも、人間はいつもの営みを守り、継続することよって、少しでも失われた‘日常’を確認し、また取り戻せると思うのです。


そして、被災地からは距離も、切迫した状況も遠い東京にいる僕らですが、僕らもまた、僕らの‘営み’を守るべきです。

表現者である僕らの‘営み’とは、稽古場で演劇表現を追求し、来る公演に向けて準備することだと思っています。


例え、結末はどうであれ。


…ここまで書くつもりはなかったのですが、長文になってしまいました。

明日からまた、キャスト紹介などをしていこうと思っています。

2011年03月19日

「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」3/19現時点での公演について。

未曽有の情勢の中、4月7日から4月10日の間に上演が予定されている、第2回トゥルースシェル・プロデュース公演「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」の公演の開催について、現在関係者と協議を進めています。

現状を申しますと、一昨日から稽古は再開致しました。

予断を許さない情勢ですが、自分達が今できることは、稽古場で演劇表現を模索し、来る公演に向けて準備することがまず、第一だと考えたからです。

せんがわ劇場のある調布市は輪番停電の地域内に入っていますが、劇場のある仙川町自体は停電対象地域外となってます。(これから対象地域に入る可能性はあります)

現在、スタッフ、劇場とは公演を開催する方向で協議しております。

しかし、情勢が悪化すれば公演は延期、または中止せざるを得ません。

そして、例え公演が開催できたとしても、平常時の運営の形をとることは難しいと考えております。

現時点の結論を申しますと、公演を開催する方向で各部署の作業は進めていますが、この未曽有の情勢の中での公演実現に向けて、幾つかの対策と声明を、来週中にまたご報告させていただきたいと思います。

お客様、関係者様にはご迷惑をおかけしております。

何卒、よろしくお願い致します。

トゥルースシェル・プロデュース主宰:真貝大樹

2011年03月15日

お客様、関係者各位様へ

なんと言葉を切り出したらよいのか…。

先日の地震により、未曽有の状況となってしまいました。

トゥルースシェル・プロデュース公演「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」に関してなのですが、ただ今、関係者と協議中で御座います。

状況がどんな展開をしていくのか予測できない、というのが各位の正直な感想です。

主宰である私、真貝大樹としてはもちろん、状況が悪化していけば公演延期、中止を決断せざるを得ないと思っておりますが、なんとか、いやこんな状況だからこそ、‘消失’からの‘再生’を演劇で力強く打ち出したい、と強く思っている次第です。

前売チケットを買ってくださったお客様には、ご心配をかけております。

どうか、どうか、今しばらく状況を静観させてください。

何卒、よろしくお願い致します!

トゥルースシェル・プロデュース主宰:真貝大樹