2012年08月21日

瀬下智子!(「無貌の漂流」)

続きましてトゥルースシェル・プロデュース公演、「無貌の漂流」キャスト紹介第3弾は、岡島尚子役、瀬下智子ことセッちゃん!

IMG_0427.JPG

彼女と彼女のシーンは演出家お気に入りのようで、作家自身もどうなるのか無責任にワクワクしながら台本を書いていました。

嘘です。

実際はヤベー、どうすりゃいいんだと思って書いていました。

何せ、演出が彼女に出演オファーした時は、まだ台本が最後まで書けてなかったからです。

実は私と演出家が出た演劇学校の同期。(歳がわかってしまい、恐縮然り←しかしここは外せないポイント)

彼女は台本を読まずに協力を快諾してくれました。

まだその時はセッちゃんは、自分が出演すること自体、半信半疑だったようですが、こちらとしては20年近くの付き合いの仲間に恥をかかせるわけにはいきません。

しかも青山さんのキャスト紹介の回でもいいましたが、企画当初から暖めていた役だったので、リライトを繰り返して今の形に収めました。

結果的にこちらの役も、伝えたかったテーマが最初漠然としていたのですが、かなりシャープになったのかなと思います。

ともかく幕を開いてみなければわかりませんが、思い入れだけは全役に籠められています。


役はズバリ!

震災で家族を亡くした孤独なオリンピックランナー、岡島尚子役!

当然、今年のロンドン五輪を見越してこの役を書きました。

後付けなのですが、高橋尚子さんと名前が同じで、台本を書いた後にyoutubeで高橋尚子選手が金メダルを勝ち取った時のレースに心打たれました。

打たれたついでに実況のセリフも少し拝借して、台本に付け足しちゃいました。

彼女の役に関しては、中盤で大きくドラマの動く場面があるのですが、思ったまま台本を書きました。

自分だったらどう演出するのかノープランだったところを、演出の高橋カズ君は怯まず、ここは勝負すると決めて僕の想像を超えたイメージを持ち込みました。

忘れられません。

それが初めて判ったのはまだ本読み稽古をしている時だったのですが、あの衝撃があったからこそこの芝居の方向を確信できるようになりました。


彼女は国を背負い、人々の希望を背負い、そして己の限界を超えるために禁断の遺伝子ドーピングにその身を投じます。

チラシなどのあらすじに書いてある、ドーピングという言葉は本当は使いたくなかった。

前回キャスト紹介の青山さん演じる綾子役が開発したとあるものは、脳細胞に変革を起こし眠れる力を呼び起こすあるウイルスワクチンでした。

しかし、それには本人の強い意志≠ェ問われます。

人間の意志力が細胞に影響し、果ては遺伝子構造にも変革をもたらします。

彼女の選択が、実は遙か未来にも影響を及ぼします。

あらすじでも書いていますが、これは未来を舞台にした、ある寓話です。

孤独な長距離走者がどうなるのかは是非、劇場でお確かめください。


最後はセッちゃんのお話。

天然なところがあって可愛い彼女。

プライベートでもランニングをしているようで、尚子役にうってつけでした。

若き日は活発で、その強靭な体力は皆さんご存知無いかもしれませんが、「銃夢」という漫画のヒロインを彷彿とさせたものです。

本当に個人的にですが。

セッちゃんの魅了は、あどけない若さと落ち着きの出てきた齢にさしかかった今、本当に芳醇な香りをたたせるのかもしれません。

うーん、自分で書いていて、ちょっと照れます。

何気に私がとても尊敬し、影響を受けた劇作家(いつかやりたいと思っている作品多し)、清水邦夫先生の主宰していた木冬社出身でございます。

これも何かの縁だと思っております。

さあ、セッちゃん、走ってくれい!

どこまでも!!
posted by たいき at 04:28| Comment(0) | TrackBack(0) | キャスト紹介
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