2012年08月15日

永野和宏!(「無貌の漂流」)

第4回トゥルースシェル・プロデュース公演「無貌の漂流」のキャスト紹介をしていきたいと思います。

毎度、恒例となってきましたが、歳を重ねるごとに忙しい稽古中の更新が厳しくなってきています。

トゥルースシェルの稽古中は特に体調がおかしくなることが多いのでなおさらです。

今回は同じく恒例のスタッフ紹介まで手が回らんかもしれん…。


さて、「無貌の漂流」のキャスト紹介、お一人目は…第3回公演から引き続き出演していただきました、新人会の永野和宏さんです!

IMG_0390.JPG

いやー、この方、今回の稽古中に他の本番舞台を3本もこなすという、相変わらずおかしなことをやっとるわけですが、キャストの中で最年長のお茶目なオジサマでございます。

凄いのが稽古中にやった本番舞台3本、全部違う作品ですからね。

拘束時間を考えると、映像作品だったらまだ理解できますが、舞台ですからね。

いつ寝てるんでしょうか?

それともコピーロボットでも持ってるんでしょうか?

今回はキャスティングで少し変動があって、当初打ち合わせしていたキャストからスケジュールの関係でコンバートしてもらいました。

が、蓋を開けてみたら結構セリフも出番も多い役と結果的になってしまいました。

特に説明するセリフが多いので、本人も大変そうです。


演じる役は奥寺正志という、フィクサーっぽい役です。

僕等を管理するシステムを象徴するような、体制の権化のようなイメージで台本を書きましたが、今、稽古場で演出家との作業を見ていると、硬質な奥寺像はかなりコミカルな感じになっていて、これを狙って演出は永野さんに奥寺をキャスティングしたのかなぁと思っています。

あ、今回キャスティングは演出高橋君と二人で相談して進めていきましたが、基本的には演出の意向に従って最終的に決定してます。

今、永野さんの稽古を見てて思うのは、高圧的な政府の使いの者(役はどうやらそうらしい)より、下手にすり寄り調子の良いことばかり言ってくるやつの方が危険だなと思います。

そしてその本質は実は稚拙で、思い通りにいかなければ駄々っ子のように癇癪を起こす。

別に批判するわけじゃないが、今のこの国の政治を見てると、奥寺正志という役は、体制側のラスボスのような大きな、と言うか大人な存在ではなく、幼稚で、だからこそ危険な存在の方がしっくりくるのかなと思いながら稽古を見ています。

作家の真貝は、社会システムを維持する者には維持する者の苦労と言い分もあるだろうと、少し二枚目の線で奥寺役を描きましたが、福島出身の演出家には僕とはまったく別の視点もあると思います。

どうなるのか楽しみです。

なお、「無貌の漂流」は一応、複数の年代で描かれる近未来の物語です。

永野さん演じる奥寺正志は、2020年と、2045年に登場します。
posted by たいき at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | キャスト紹介
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