2011年03月09日

演出家:増岡浩幸!

昨夜の続き、というかもうこんな時間!?

こんな調子で座組全員のこと紹介できるのか…。

二日目は共同演出のファースト・ディレクター、増岡浩幸!

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稽古場では作家:真貝大樹がいちいち出しゃばってくるので、なかなかそれを抑えるのが大変なパートなのですが、なんとか俯瞰の目を維持しようと努めてくれてます。

この座組では一応、台本を書いた主宰真貝が子供を産む‘お母さん’なら、増岡氏は‘お産婆さん’のような立ち位置か。

当初、ネットゲームの予備知識の無い彼は、この物語をどう一般のお客さんに理解してもらうかというところに苦心していました。

なんせ俺はと言えば、自分の好きなマニアックなオタク・ワールド(しかもあんまり一般的なオタクでも無い)に走りがちなところを、すかしたり、持ち上げたり、俺のセンスをぶった切ったり…。

対決はあるが、僕は自分のことは一応、分かってるつもり。

自分は、この「LOST!? 〜冒険者たちへ〜」という子供を妊娠してパニッてる妊婦なのだ。


演劇なんて、一人では成立させることのなかなかできない集団作業。

ここ数日間の稽古でほとほと感じたのは、人が集まった時のエネルギーです。

思いもよらない発想や提案に触れると‘お母さん’は大事にされてるんだと感動しきり。

そして生まれてくる子供も、きっと祝福されるに違いないんだと思います。

もちろん、現実はシビアで、人間というのはとかく、極端な状況に酔いたがりがちです。

我を忘れた方が、プレッシャーやリスクを背負うより楽だからです。

だから今の自分はある意味、正気を失いだしてる。

陣痛が始まりだしてる。

そう言った、よく意味が分かんないけど祝祭空間に向けて突き進んでいく、ワケの分からないエネルギーは絶対に必要ですが、冷静に舵をとる役も絶対必要なのです。

それはあらゆるコミュニティに言えることで、これまで多くの集団が方向を見失って失敗しています。

今回の物語は親子の対立と絆を描いたものですが、もう一つにはあるコミュニティの崩壊を描いてもいます。

集団とは突き詰めれば、社会に繋がっていきます。

だからネットゲームというマニアックな題材ながらもある種、普遍的な社会性のあるテーマに今回の物語は飛翔できるのではないか、と四苦八苦しています。


増岡氏の話に戻しますが、稽古が始まって一週間。

徐々にこの群像劇のドラマのうねりを感じているらしく、ダメ出しにも熱が入ってきてます。

おそらく、最後は僕の予想や範疇を超えたものが出てくると思います。

それを本番、客席で見れないのが残念ですが、精いっぱい体現したいと思ってます。

今回のトゥルースシェル・プロデュースが一つの‘船’なら、エンジンはたくさん搭載しています。

しかし、指令室の艦長は間違いなく彼でしょう。

僕のコンパスは狂いだしてるかもしれない。

海図は渡したので、導いてほしい!
posted by たいき at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ紹介!
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