2008年09月01日

打ち上げ。

今日の昼は先週終わった、「海に願いを」のゼロ・キッズの子役達を含めた正式打ち上げ。

これでやっと打ち上がったかな。

みんなホントにお疲れ様!!


稽古や仕事もあり、大人の役者の参加が少なかったけど、時間があっという間に経った。

子役の中には、将来俳優をやっていきたいなんて子もチラホラ…大変だぞぉ。

子供達に写真とサインのおねだり責め。

いつかの児童公演を思い出すなぁ。


ともかく今回は辛かったけど、楽しく終わって良かった。

手厳しい意見もあったけど、今後の課題がハッキリ見えた、のと三谷進役のようなメロウな役回りも新鮮だった。

それと今回、目標の一つだったのは、なるべく共演者と打ち合わせしないで、板の上だけで関係をとっていこうとしたのがとてもうまくいった。

特に秀樹役の茜ちゃん。

最初はセリフのあったこの役が、稽古途中で失語症の設定に変更。

初めは戸惑いもあったけど、これが結果的にはうまくいった。

茜ちゃんの芝居は柔軟で、本番中でもどんどん変わっていった。

本番だけ観た人にはなかなか分かりづらいが、これが新鮮で感激した。

まさにライブ。

稽古場も絶えず次はどうなるんだろうと緊張感が保てた。(これは長丁場の稽古では結構大事)


やっぱり演出家、監督、客観的な目が観てる前で、どう瞬間瞬間を生み出すのかっていうのが演技の醍醐味だと再認識。

こういう作業はなかなかできない。

舞台に限らずどんな現場でも。

ここら辺は演出越光先生との信頼関係があったうえだと思う。

氏は稽古中もシーンを止めないで、辛抱強く見守ってくれました。

感謝です。


もう一つは自分で決めた段取りで動かず、気持ちが動くまで自分の演技を待つ、共演者の演技(キッカケ)を待つということだった。

これは履き違えると、稽古の進みをいたずらに遅くするだけ(なかなかセリフを憶えないとか)なので、今まではあんまり考えずにサクサク稽古を進めようと言うのが自分のスタイルだったが、少し待つことを憶えたんだと思う。

稽古場で焦らなくなった。

それが本番前であっても落ち着いていたので、少し成長を感じました。


今まではきっと、自分を何とかしよう、自分で何とかしようという気持ちが強かったんじゃないかなぁ。

芝居は共演者がいるので助け合える。

時にはお客さんが助けてくれる。

一人でやっててもちっとも演技の醍醐味が無いのが、実感として今回理解できたのが財産だなぁ。

こんなことは基本的なことで、これまでだって無意識にやってたと思うが、やっぱり意識的に何かを行うって、筋トレじゃないけど重要だ。

このことをしっかり気持ちに持っていたら、どんな現場も共演者も怖くないと思う。(ちゃんとやってる俳優さんは、心無い人なんていないと思う)

役者は孤独な職業だと言うが、共演者と絡んでる時、観られてる時は一人じゃないのだ!


桜組主催のひろし君も子役達に言っていたが、舞台は素敵な体験でかけがえの無いものですよ。

そして僕らは芝居が料理とするなら食材なんですね。

いつも新鮮でいたい。


それと今回困ったのが、3日目に左眼の古傷が悪化して、金曜の昼公演は真っ赤な目で芝居したこと。

記録用の撮影のカメラも入ってて気分は最悪。

初登場シーンは目が痛くて共演者をまともに見れなかった。

ただ見せ場のシーンは、その前の場面から薬で痛みが引いて、なぜか気持ちが高ぶって感触のある演技が出来たと思う。

逆境は人を強くする?


さて、夜はマネージャーと逢って飲み。

これから良い風が吹くといいよな!


…最後に稽古中に急逝した、僕の同期のTちゃんのご冥福をお祈りします。

本番前の立てこんでた時だったしショックだったけど、やっぱり駆けつけてちゃんと偲べて、心から良かったと思います。(役者は親の死に目に逢えない、という格言をちょっと痛感)

もうダラダラ過ごせないよな。

例え役者の仕事が少なくても、毎日しっかり生きたい。

前向きに。

おやすみ、Tちゃん。


ありがとう。
posted by たいき at 00:41| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事
この記事へのコメント
サイン攻めをしたzeroキッズの高橋です!今回は本当にありがとうございました!舞台袖で暗い階段にライトを照らしてくださったり緊張をほぐすために変顔をしてくださったりといろいろとありがとうございました!かわいい子供の写メを見せてくれました。今度は5月に私たちが舞台をやるので家族でぜひ来てください。またいつか逢えることを信じて・・・
Posted by 高橋あけ乃 at 2008年09月02日 15:27
おおう!

また逢おうね!

書き込みあんがと。
Posted by TAIKI at 2008年09月03日 11:07
遅ればせながら「海に願いを」面白かったです。
逢川さんはHPトップのイメージがあったんで海人の一人かと
思ってたんでお父さん役だと知ったときは一寸吃驚。
しかしあのリアルな百々さんと絡んで違和感の無かった進役
お見事でした。4日間楽しかったです。
あっ、そうそう森の告白シーン、腰にぶら下げた蚊取は
なんか可笑しかったです。
Posted by 横田 at 2008年09月05日 00:34
はじめまして、横田さん。

書き込みありがとうございます。

ええ、蚊取り線香は…進さんは酪農を営んでる設定ということで、周りの親戚なんかが今でも付けて農作業や外仕事してるのを見て、自前で用意しました。

東京でもつけてる人、いますね。

本当は息子にもつけてあげるか、夜のシーンなので他の蚊よけも考えましたが…動きの邪魔になるのと、そういうことはあまり打ち合わせしなかったので僕だけつけました。

やっぱりアレでないと、蚊よけって分かりませんね。

つけてる場面も2シーンだけだったんですが、地味に目をひいたみたいで、以外に反響があったのに驚きです。

それにしても横田さん、連日の観賞だったとは恐れ入ります。

ありがとうございました!
Posted by TAIKI at 2008年09月07日 18:24
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