2017年06月26日

横浜桜座プロデュース『くちづけ』に出演致します!

20代の頃によく共演し、またプロデュース公演にも呼んでくれた飯田浩志君が、久方ぶりに都内で公演をうちます!
演目は竹中直人さん、貫地谷しほりさん主演で映画化もされた、劇団東京セレソンデラックスのヒューマンドラマ「くちづけ」です。
今回はドラマ・リーディングという事で、朗読劇のスタイルでの公演となります!

横浜桜座プロデュース公演
ドラマ・リーディング『くちづけ』

くちづけ表.jpg

作:宅間孝行
演出:佐藤秀一(3LDK)

公演日程:
8月1日(火)19:00(プレビュー公演)
8月2日(水)11:00(プレビュー公演)※ 終演後パネルディスカッション
8月3日(木)14:00 19:00
8月4日(金)14:00 19:00
8月5日(土)14:00 19:00
8月6日(日)1:00※終演後ワークショップ

※パネルディスカッション=様々な障がいがありながらも夢に向かって表現活動をしている団体や個人の方とパネルディスカッションを行います。(60分)
※8月6日(日)終演後 13:30から障がいがある方のための演劇ワークショップを行います!(120分)

チケット料金:
プレビュー公演:1000円
本公演:2000円
※受付は開演の一時間前、開場は開演の30分前です。

会場:
Space早稲田
(東京都新宿区早稲田町74番地 ビューロー早稲田B1 地下鉄東西線早稲田駅1番出口より徒歩1分)

キャスト:
荒川大三朗
川畑里咲子(株式会社マック・ミック)
飯田浩志
前田昌明(劇団新人会)
萩原萠(劇団新人会)
吉田友望
逢川大樹(トゥルースシェル・プロデュース)
鯨エマ(J-CLIP)
久行しのぶ(タテヨコ企画)
高橋夏季(LIBERTA)
ちゃこ(演劇集団 霧の旗プロジェクト)
尾崎太郎(さんらん)
マツキタカノリ(演劇商会 若櫻)

スタッフ:
照明:冨田まゆみ(東京舞台照明)
音響:滝口美幸
アクション指導:柴崎滋
音楽:うすいまさと
宣伝美術:汀

あらすじ:
『私はこれからマコちゃんと 結婚 することになりました』
知的障がいのある娘のマコを、男手ひとつで育てる愛情いっぽん先生。
かつてはギャグマンガ「長万部君」で人気を博した漫画家だったが今は休業し、すでに30年が経っていた。
知的障がい者のためのグループホーム、『ひまわり荘』に住み込みで働き始めたいっぽん先生。
娘のマコは、そこで出会ったうーやんに心を開くようになる。
そんなある日、いっぽんに病気が見つかるのだが…。

キャリアでは初めての、朗読劇に出演致します。
僕は愛情いっぽん先生の担当編集者で、ちょっと空気の読めない熱い男、夏目ちゃんを演じます。
久しぶりに東京での公演をプロデュースする、この度の飯田浩志君の座組。
演出家で3LDKの主宰の佐藤さんと主役の荒川さんは共に先輩で、そしてまたまたさんらんの尾崎君とも一緒です。
昔から知っているメンバーもいて、アットホームな雰囲気でどうなるか楽しみです!
是非、ご来場ください!!

チケット予約(メールにてお願いしております):
逢川大樹 truthshellproduce@gmail.com
横浜桜座 yuhiyuiyura@outlook.com
ご希望の日時、枚数、お客様のお名前、ご連絡先の電話番号をお送りください。
ご予約後、チケットは当日劇場受付にて、代金とお引き換えください。

主催・制作:一般社団法人グランツ
企画・制作:横浜桜座
協力:横浜市リハビリテーション事業団 横浜市障害者スポーツ文化センター 横浜ラポール
助成:独立行政法人 国立青少年教育振興基金 子どもゆめ基金

お問い合わせ:一般社団法人グランツ
TEL 080-6523-6536
Mail yuhiyuiyura@outlook
〒252-0014 神奈川県座間市栗原中央2-23-17-2

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posted by たいき at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年06月08日

舞台「余炎」終わって。

おかげさまで、さんらんとの合同公演「余炎」・「赦せない行為」も盛況のうちに、無事に終了することができました。
これもひとえに、企画してくださったさんらんさん、「余炎」の上演許可をくださった劇団十七戦地の柳井祥緒さん、関わってくれたキャスト達、先輩の待望の再会を果たした百々麻子さん、同級生で既に演劇の世界からは身を引いているに等しかったのに「楽屋」にも参加してくれた、清田直子ちゃん、トゥルースシェル・プロデュースではニューカマーだけど、そのエネルギッシュな存在感で年下にもかかわらず座組をけん引してくれた、宮ア優里ちゃん、スタッフの皆さん、そしてご来場いただいたお客様のおかげです。
誠にありがとうございました!

三年前に一目惚れしたあの人…「余炎」は、やはり強く、美しい、素敵な大人の女性…じゃない戯曲でした。
自分の台本以外の作品を本格的に演出するのは、これで二度目。
口では色々言っていたけど、正直不安でした。
戯曲に惚れ込んだ手前、失敗は許されない。
まさに惚れたら負け。
一目惚れしても交際することなんかないだろうと思っていたから、稽古場に通う時は楽しみな反面、今日はどうしようと必死だった。(注:こんなデート気分で稽古はしておりません)
特に本格的に芝居を立ち上げる段で身内に不幸があり、稽古場でしっかりと舵取りをできなかった時は、寝ないでさんらん主宰の尾崎君の貸してくれた、伊坂なみ女のモデルとなった杉田久女の本を読み、座組内で生まれた疑問や提案、問題にぶつかっていった。
さんらん組の尾崎君達に言わせると、会う度に僕はやつれていったらしい。
尾崎君、本当に色々ありがとう!

しかし、舞台演出とはキャスティングの段階で概ねの作業は終わったも同然と言われております。
今回は時間が無かったにも関わらず、トゥルースシェル・プロデュース的にはかなり理想の配役ができた。
蓋を開けたら、これもトゥルースシェル的には大絶賛。(自画自賛)
なにせ女優お三方も戯曲を気に入った様子、とても主体的に作業してくれたので、稽古の進みが早かった。
これまでの公演の演出だと、演出席から舞台に立ち上がり、役者に自分のイメージを伝えるため役の演技をやって見せることが少なくなかったが、今回はそれがほとんど無し。
演出席から言葉だけで演技のオーダーを出すと、それが次にはちゃんと見ることができる。
おお、本当の演出家になった気分だ!
もちろん、参加してくださった女優さん達のキャリアの賜物なのですが、これまで自分が役者として様々な座組に参加し、共演者との共同作業や、自分のプロデュースで後輩に対するアドバイスなんかから培ってきたものが実を結んだようで、これも今回の収穫の一つです。

プロデュース公演、特に今回のような短期決戦だと苦しめられるのが、キャストのスケジュールNG。
お稽古の日程表を作っても大概その通りにはいかない、トゥルースシェル・プロデュースのような野良プロデュースにはよくある問題も、今回は組んだ稽古時間をフルキャストで消化する事ができました。
これもこれまでではなかなかできなかった、成功の一つの要因。
運が味方した。
そう、運も味方しないと、プロデュース公演の仕上がりはよくならない。
まさに博打。
本番の翌日に都内で雷雨が降ったけど、これも本番に直撃していたら、あの庭先をも舞台として使用するギャラリーしあんでは、どうなっていたかわからない。
まあ、でも大雨の降ったしあん公演もちょっと観てみたかったけども。(用意したBGMには雨仕様のデッキもあって、実は何度か雨バージョンで通し稽古もした)

今回、特に稽古場で印象に残った場面は冒頭だ。
音楽の流れる中、百々さん扮するなみ女が杖をついて舞台上に登場する。
百々さんとは18年前に初めて共演し、その時はお互いの敵役を演じ、10年前に共演した時は恋人役で共演した。
舞台役者としても先輩であり、劇団でも多くの闘いを潜り抜け、生き残った百々さんが、傷つき、目の前で杖をつき、同居人のヨネの目を盗んで、まるで思い出のアルバムを見るように俳句雑誌ことほぎに目を落としている。
これだけで自分の中では劇的だった。

自分の中で「余炎」とは、青春の終わりの物語でもありました。
思い出はかくの如く。
余炎とは夏の終わりの頃をさし、消え残りの炎のこと。
でも…未だ芝居への想い消えず、生活との折り合いつかず、心の内に余炎を抱え迷走する自分には、狂気の中、非業の死を遂げたとも言われている杉田久女とは違い、なみ女にはヨネとの生活(闇タバコ?)を営みながら、細々とでも創作を続けてほしいなと願います。
それは、今の僕自身の願いでもあるからです。